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悪魔天国

ガン

EICP1064() 【2008年発売CD】

廃盤、紙ジャケット仕様、08年DSDマスタリング、内袋付仕様、定価1800+税。

評価:40 1件のレビュー

サイケデリック・ロックをラウド化し、さらにプログレッシヴ・ロックへの流れとも呼応した荘厳なサウンドは、69年とは思えない完成度。英国ハードの歴史を紐解く上での重要性はツェッペリン1stにも匹敵する、元祖ブリティッシュ・ハード・ロックの名作!

トリオ編成によるパワフルなアンサンブルをサイケデリックに彩ったハード・ロック黎明期の名盤、69年作1st、アートワークはロジャー・ディーンの初ジャケ仕事

ガーヴィッツ兄弟のキャリア出発点となった英ハード・ロック・グループ、68年作1st。トリオ編成ならではのパワフル且つ自由度の高いアンサンブルに、68年らしくサイケデリックなアレンジが多く施された個性際立つハード・ロック・サウンドが今尚新鮮な一枚。代表曲「Race With Devil」では、導入での荘厳な男声コーラスから、疾走感溢れるギター・リフ、タイトなドラム、太いベースが一体となった粘り気のあるヘヴィなアンサンブルへと雪崩れ込むように展開。禍禍しく笑い声を発するヴォーカル、狂乱を煽るホーン・セクションも加わり、混沌としたウネリが堪らない魅力となっています。サイケデリックな多重録音とヘヴィなインプロヴィゼーションが融合した大作「Take Off」やガーヴィッツ兄弟らしい泣きのギターがストリングスと絡む「The Sad Saga Of The Boy And The Bee」など聴き所満載。英国ハード・ロック誕生期の名盤。

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レビュー一覧

評価:4 照り焼きグリドル(4 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

悪魔と競走だ、あーはっは、という曲と、ハチは命が短くて可哀そうという曲を、どうやったら一緒に愛せるというのでしょう。わが国では「照り焼き」という文化があります。砂糖と醤油を同時に味わう禁断の技です。あるいはグリドルという妙なバーガーは、いったいどこへ行ったのでしょうか。まさに未分化なヘビーロックなわけです。でもこれは後世のわれわれが、ハードロックと言えば、この様式という先入観にとらわれたせいでもあります。ヘビーギターと悲しい弦楽を同時に聴こうではないですか。

最初の「レース・ウィズ・ザ・デビル」について思うこと。ユーライア・ヒープは、この曲のリズムパターンが刷り込まれて「イージー・リビン」になったのではないでしょうか。そのぐらい強烈です。時々現れる弦楽器・管楽器は曲を劇的にし、音を重層的にします。それが昭和映画のあざとい劇中曲を思わせて拝みたくなってくるほどです。「砂の器」が懐かしいですね。秀夫、お前に縄、縄かけても連れて帰っから。(すいません。無視してください。)

最後の11分曲は、無理やりです。意味のないドラムソロをえんえん聴かせられますし、曲の展開は全く読めません。ついでに言うと何度聴いても曲が覚えられませんで、終わったときぜいぜいします。2022.09.20

ナイスレビューですね!