AMS160CD(AMS)
デジパック仕様、歌詞カード封入。
バンコやムゼオの遺伝子を受け継いだ伊ヘヴィ・シンフォの新鋭傑作ですね。ムーグやメロトロンも躍動っ!
99年に結成され、KING CRIMSONのトリビュート盤、BIGLIETTO PER L'INFERNOのトリビュート・コンサートへの出演などで活躍、05年のデビューアルバムが好評を博したイタリアン・へヴィー・プログレ・バンドの09年作2nd。その内容は前作までに見られたGENESISクローン的な音像を撤廃し、ネオプログレ色を払拭、どこまでも70年代イタリアン・プログレのサウンドを追求したへヴィー・シンフォニック・ロックの傑作となっています。どこを切り取っても70年代イタリアン・プログレの精神に溢れており、変拍子を交えながらテクニカルな演奏で畳み掛ける様は圧巻。また、叙情的なパートでは元THE WATCH、現在はARCHANGEL名義でも活躍するGabriele Manziniによる分厚いメロトロン・サウンドが大きくその存在感を示しており、こちらも一層レトロな70年代プログレサウンドへの回帰が伺えます。同郷LA MASCHERA DI CERAやMANGALA VALLIS、CONSORZIO ACQUA POTABILEと言った、BANCO系の有名へヴィー・シンフォニックバンドと肩を並べる素晴らしい作品であり、まさに70年代イタリアン・プログレの魅力が全て詰まったような傑作です。
SUBMARINE SILENCE/THERE'S SOMETHING VERY STRANGE IN HER LITTLE ROOM
伊シンフォの名バンドMOONGARDENの別動バンド13年作、GENESIS式ファンタジーを理想的に受け継いだ壮大なシンフォ絵巻!
2,450円(税込2,695円)
SUNCHILD/MESSAGES FROM AFAR: THE DIVISION AND ILLUSION OF TIME
KARFAGENのKey奏者&コンポーザーAntony Kaluginによる別働プロジェクトによる18年作、これぞ「メロディアス・プログレ」と呼びたいとめどなく美旋律溢れ出す逸品!
2,300円(税込2,530円)
KLOTET/DET HAR ALDRIG HANT OCH KOMMER ALDRIG HANDA IGEN
スウェーデン、往年のグループの遺伝子を受け継いだ哀愁溢れるサイケ/アヴァンギャルド・ロック、10年作
890円(税込979円)
ムゼオやレ・オルメ『フェローナ〜』のDNAを継いだイタリアン・ロック新鋭の本格派、2013年の傑作
EL&P、バンコ、イル・バレット・ディ・ブロンゾに影響を受けたイタリアのキーボード・トリオ、2013年作4th、メロトロンやムーグが狂おしく鳴り響くヘヴィ・シンフォ快作
70年代イタリアン・プログレへの憧憬に溢れたイタリアン・プログレの逸品!08年作2nd
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
ヴィンテージなハモンドの音色をめいっぱいフィーチャーしたおすすめの新鋭プログレ・グループ達をご紹介!
2015年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2015年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2015年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
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久々納得の1枚(2 拍手)
ムルプレさん レビューをすべて見る
流れるようなピアノをバックに、Vo.がたたみかけてくる。00:29頃からリズム隊も加わり 盛り上がりを見せ、1:00のサビ「♪ノンナ〜」で頂点を迎える。1:41の小曲ながら、1曲目からこのアルバムがタダモノでない事を感じさせる。イタリアン・ヘヴィ・シンフォの王道をいっている。全10曲最後まで飽きさせない。
彼らが'70sのその手のバンドに触発されて結成し、クリムゾンやビリエットのトリビュート・アルバムに参加している事に十分納得がゆく。
歌メロもなかなか良い。もちろんイタリア語!
最近のイタリアのシーンは正直今ひとつの感があるが、これは結構いい線をいっている。太陽と戦慄パートII?みたいなリフに思わずニヤリとさせられるのもご愛嬌。マスケーラ・ディ・チェラ好きの私としては、かなりのお勧め。
実は1stは未聴であるが、ジェネシス色もありバレット・ディ・ブロンゾのカバーも演っているとの事。是非聴いてみたい。
人の苦悩の全歌詞でトータルアルバムです(1 拍手)
さん レビューをすべて見る
かつてBANCOは1stからして曲名に(R.I.P)と死を捉え初っている。このUBI MAIOR英語タイトル(TIMELESS=DEATH=死)も又70年代を路襲しているかの如し。全曲伊語(w./英訳対詩紙)を読むと(愛)とは正反対のベクトルのヘビーダークネスプログレです。リスナーの嗜好に依るがLA MASCHERA DI CERA/Lux Adeの方がこの作品より上でこっちから入った方が得策かも?音はグループの変名バンドかと思えたり?UBI〜/Senza〜のVoがLux〜より今一つ弱い。両者似ていて同傾向70年代原点回帰型。テーマは暗黒でエネルギーに満ち溢れている。両グループもMUSEO ROSENBACHを徹底研究していて面白い。それにしても新しく古いサウンドだ。古くて新しかったりする。(ゴチャマゼ)。古楽器メロトロンここにありプログレに、伊語の響き(これだよ!)今後イタリアンプログレバンザイの展望が期待増加の兆し。
余談で、大好きなOSANNA初期3作のフォロワーが台頭するかも??全体的の評価は4で充分購入圏内とリスナーの皆様達にオススメの一枚ですよ。私は気に入った。楽曲構成がカッコイイんだな。ナルホド、イタリアしてるといった独特のあの感じですよ。
P.S. 表ジャケットの黒板モノリスの穴は謎で、歌詞にある様に(死は開いている)の意味か?意味深世界ジャケ&サウンドの内容。それにしてもダークネスだ。(笑い)