ロシアのキーボード・プログレ・グループ。08年作。Key奏者は、シンセやピアノを縦横無尽に操るKeith Emersonスタイル。そこにザクザクとエッジの立ったギター・リフが絡み、テンション高くアグレッシヴなアンサンブルで次々と畳みかけます。鮮烈なキーボード・プログレ!
JAEN KIEF/LAS HADAS NO VUELAN MAS II
南米の秘境コロンビアから突如現れたハイクオリティなシンフォニック・ロック・グループ、08年作2nd!
2,350円(税込2,585円)
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キーボードベースのハードプログレ(1 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
08年2nd。
1stは「AVIVA」名義で、打ち込み主体なキーボードプログレを聴かせて
いましたが、今作はバンド体制での録音となっています。
ELPフリークらしく「くるみ割り人形」のリフが登場したりして、かなり
ハードに盛り上げます。
同郷ロシアのLittle TragediesやLost Worldが気に入られた方ならば
抵抗無く聴ける作品だと思います。
近年ロシアは「濃い」のが多いですよね。
薄くなった‥(1 拍手)
J@manさん レビューをすべて見る
この人(GP)の1stの方が私は楽しめた。今作は何かストーリーを感じない。上手いのでしょうが琴線には触れません。
リトトラも濃いのだが初期の音の暴力性みたいな物が薄れている様に感じます。"
バンド構成でプログレ度は高まっています(0 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
前作ではゲストにヴォーカリストを迎えながらも演奏に関しては Dimitri A. Loukianenkoのマルチプレイによるアルバムでしたが、AVIVA OMNIBUS名義でリリースされた本作ではキーボードに専念し、バンド体制で制作されています。
その効果もあってヘヴィで重厚感のある曲は、よく比較されるLITTLE TRAGEDIESに接近していますが、逆にキーボードの演奏が控えめになっているような気がしなくもありません。
1曲がコンパクトにまとまっているので、前作のどこに連れて行かれるかわからないような展開の面白味は薄れていますが、プログレ度は高まっています。
キーボード好きな人には前作、プログレ・ファンには本作という評価で良いかと思います。
ロシアにはエマーソン?な人が多いのですが、キーボード・ファンはそれなりに楽しめるのではないかと思います。