多くのグループがサイケデリックな質感を引きずりながら活動していた70年代最初期から、メロトロンやピアノを中心とした本格的なシンフォニック・ロックを放っていたグループであり、COSMINC JOKERSやASHRAへの参加が有名なHarald Groskopfが参加していることでも知られているジャーマン・シンフォニック・ロックバンドの71年デビュー作。Pilzからリリースされた本作は、後の作品よりもややハードな仕上がりであり初期の若々しさを感じるものの、すでにメロトロンを中心としたシンフォニックなアプローチは完成しており、叙情性をふんだんに散りばめた名盤となっています。
のちにASHRAで活躍するドラマー、ハラルド・グロスコフ在籍のジャーマン・シンフォ・グループ、73年リリースの3rdアルバム
590円(税込649円)
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第六十五回:WALLENSTEIN『MOTHER UNIVERSE』
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、第2弾コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
ポポル・ヴの『ホシアナ・マントラ』をはじめ、吸い込まれるような幻想美を持った作品を世に送り出したドイツPilzレーベルを特集!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 目立つケースツメ跡あり、小さい汚れあり
流麗なヴァイオリンとピアノが織り成す幻想的な響きに歪んだギターのヘヴィネス、そしてジャーマンらしいコズミック感。後にASHRAに加入するドラマーが在籍したシンフォ・グループ、これはかなりの完成度です。
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