AK086(AKARMA)
廃盤、紙ジャケット仕様、ボーナス・トラック2曲。
英へヴィ・サイケ・バンドGHOSTのヴォーカリスト、ソロ作。くぐもったボーカルと優美なメロディーが絶品。
英国フォークの自主制作盤をピックアップいたします。
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素晴らしい歌声(4 拍手)
tsさん レビューをすべて見る
いわゆる英国SS&Wものとされていますが、フォーク(トラッドではない)やラウンジ風?ジャズも柔軟に歌いこなしており、元Ghostという肩書きを全く感じさせない作品です。この人(本名はShirley Kent Tippng)、元々出自がジャズやポピュラーのスタンダードだった様で、たまたまバーミンガムのクラブで意気投合してGhostに加入したというのが実際の経緯みたいです。内容は間違ってもロックではありませんが、耳に残るプロパーな歌唱といくつかの優れた自作曲が捨てがたい魅力を持ったアルバムです。本人はマスターの権利を持っていないとの事で、ブートレッグされていると自身のサイトで語っていますが、このAkarma盤もそうなのか、盤起こしでクレジットの曲順やタイトルがデタラメみたいです(原盤を聞いた事はありませんが)。この事は本作品の評価を貶めるものではありませんが、ボーナス・トラックも含め、本盤では以下が正しい曲順・タイトルと推測します。
1.Make Believe Girl 2.Harlequin And Columbine 3.Wicker Basket Weaver 4.Like Morning 5.In My Garden 6.In My Garden(歌無しオーケストラ・ヴァージョン) 7.Hiding There 8.Comical Wise 9.Let Us Go Dancing 10.I\\\\\\''m Glad There Is You 11.Fresh Out 12.A Dedication To Betram George Tipping,My Dad
6曲目と12曲目は88年に”Forever A Willow”という違うタイトルで再発された時に収録されたエクストラ・トラックだと思われますが、詳しい方がおいででしたら訂正も含めご教示下さい。
彼女は英国BBCのラジオにも70年、71年と出演しており(ソロ2回とGhostで1回)、これらの発掘音源も聞きたい気がします。
余談ですがこのAkarma盤、ジャケだけはオリジナルや再発作品より秀逸かと。