LAST WARRIOR

芳醇なワインの香漂うオトナのロックですね。プログレでもシンフォでもない、琴線に触れる音です。晩秋には最適！（1 拍手）

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私ははっきりいってタイ・フォン大好きです。
1stの国内盤 LPのライナーをお店で読ませてもらい（昔は試聴だけでなくライナーも見せてくれたよな。CDのパッケージじゃ無理だな）、伊藤政則さんの国宝級の解説に感動して購入したのが高校生の時です。（アナログ国内盤はセーソクさんの解説読むことに価値あり！見つけたら即ゲットお奨めします）
ただ、実を言うと、1stの「Sister　Jane」ってあんまりピンとこなかった。
確かに泣きギターとハイ・トーンVo．は十分魅力的でしたが。
ホントは2ndの「Last　Chance」って曲が一番好きだし1stより2ndを聴きまっくてました。

はっきりいって1stは聴いてると恥ずかしくなるほどのリリシズム満載で（ファンの方、ごめんなさい）・・・。
じゃあ2ndの魅力は、と聞かれればリズム・セクションの飛躍的向上！と答えちゃうなぁ。
その主役のドラマーのプロジェクトとなれば「おぉ、聴かなきゃ！」と思いました。

カーンのギターも、タイのハイ・トーンも無い、当然J．J．Gouldmanも居ないけど全部英語詞で、イイ意味で無国籍。
PINK　FLOYDに似てるって言えば少しは共通点あるかもしれないけどブルース色は皆無。
10年くらい前に出たタイ・フォン再結成アルバムの「SUN」よりこっちの方がイイなぁ。
個人的には09年作品のbest 3 に入りそうです。
ホント、気に入りました。

カケハシ・レコードも、もっとプッシュしなきゃダメ（笑）