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当時のフレンチ・ロックの中では異色とも言えるこのひたすらエネルギッシュに駆け上っていくような劇的なサウンドは、中心メンバーのベトナム人としての血がなせる業だったんでしょうね。ハードロックの流れを汲んだプログレ作品としては最高峰の完成度!
ベトナム系フランス人を中心に結成され、ASIA MINORと並び、混血グループの強みを生かした無国籍な魅力を持ちながらも、フランス産らしいシンフォニック・ロックと独特の哀愁、そしてテクニカルなバンド・アンサンブルで有名なグループの76年2nd。基本的な路線は前作と変わらず、普遍的なメロディーと哀愁を放ちながら、ハードに、そしてシンフォニックに盛り上げる作風となっていますが、前作以上に幻想を帯びた楽曲構成とアレンジの上手さが見て取れ、彼らの持ち味である美しいメロディーと絶妙に絡みついた、デビュー作と並ぶ傑作となっています。
麗しの美声女性ヴォーカルが堪能できるプログレ21年作を厳選ピックアップ!
女性ヴォーカル・プログレ21年作から、特に美声ヴォーカルの魅力が堪能できる7作品を各国からチョイスしました。どうぞお楽しみください♪
7月のカケレコ・ベストセラー、TOP10を大発表いたします!
有名所から知る人ぞ知るマイナーグループまで、世界各国のハード・ロック・テイストに溢れたプログレ作品を見てまいりたいと思います!
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第十七回 TAI PHONG『TAI PHONG』(フランス)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
2016年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
2016年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
タイ・フォン初来日公演 3日目(10/12)ライヴ・レポート
10月12日に行われたフランスの名バンド、タイ・フォンの来日公演に行ってまいりました。大阪で1回、クラブチッタ川崎で2回の計3日程で行われた彼らの初来日公演。その最終日の模様を、試聴音源を交えてお伝えしてまいります!
フランチ・シンフォ屈指のグループ、TAI PHONGによる75年デビュー作『TAI PHONG 恐るべき静寂』をピックアップ!
ハードロック魂を宿すフレンチ・プログレの名バンドTAI PHONGの76年2nd『WINDOWS』 - 【ユーロロック周遊日記】
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。 本日は、フランス随一のハード・プログレ・グループTAI PHONGによる75年リリースの第2作『WINDOWS』をピックアップいたしましょう。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微なスレ・軽微な圧痕あり
これでもかと溢れる美旋律と美声。70年代の名作たちと変わらぬ甘美でファンタスティックな、フレンチ・プログレの雄タイフォンのなんと2013年作!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり、帯裏にテープ跡あり
プログレ史上の名バラード5選を挙げるとすれば、必ず入るであろう必殺の名曲を擁するフランスの名バンドと言えば?シンセの洪水と繊細なコーラス・ワーク、そしてヴォーカルが切々とシャウトするこの終盤の展開、激ドラマティック〜!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な汚れあり
プログレ史上の名バラード5選を挙げるとすれば、必ず入るであろう必殺の名曲を擁するフランスの名バンドと言えば?シンセの洪水と繊細なコーラス・ワーク、そしてヴォーカルが切々とシャウトするこの終盤の展開、激ドラマティック〜!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
プログレ史上の名バラード5選を挙げるとすれば、必ず入るであろう必殺の名曲を擁するフランスの名バンドと言えば?シンセの洪水と繊細なコーラス・ワーク、そしてヴォーカルが切々とシャウトするこの終盤の展開、激ドラマティック〜!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり、軽微なカビあり
当時のフレンチ・ロックの中では異色とも言えるこのひたすらエネルギッシュに駆け上っていくような劇的なサウンドは、中心メンバーのベトナム人としての血がなせる業だったんでしょうね。ハードロックの流れを汲んだプログレ作品としては最高峰の完成度!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 紙ジャケに側面部に色褪せあり
当時のフレンチ・ロックの中では異色とも言えるこのひたすらエネルギッシュに駆け上っていくような劇的なサウンドは、中心メンバーのベトナム人としての血がなせる業だったんでしょうね。ハードロックの流れを汲んだプログレ作品としては最高峰の完成度!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 2枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、スレ・圧痕あり
フレンチ・プログレの雄が2014年におこなった奇跡の初来日公演を収録!感動のステージの模様はライヴレポートで熱くお伝えしております☆
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70年代のインドシナを想像してみる(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
75年のデビュー当時、フランス出身などということは別に普通にラジオでオンエアされた「タイ・フーン」。プログレなんて聴きもしない普通の高校先輩が、タイ・フーンはいいぞ、と教えてくれました。学祭でギター弾くような人でしたが…。だから、後年タイ・フーンが、タイ・フォンとしてプログレの範疇で語られたとき、違和感がありました。フォーカスに似たわが国の流行り方だった気がします。
「ゲームズ」での過剰なメランコリーと割れんばかりのドラムズのキックにはむせ返りそうになります。実際高校生当時はこの曲で涙したりしていました。恥ずかしい過去であります。ギターとコーラス、シンセサイザーばかり語られる盤ながら、アナログ時代からスピーカーをびびらすドラムズの音の録り方に特徴がありました。「ザ・ガルフ・オブ・ナレッジ」なんて、パーカッション・コンチェルトです。
今聴き返すと、メロディはアナクロだし、アレンジはこなれていないし、これでもかこれでもかのプロダクションが少々暑苦しく感じます。しかし、そんな欠点を乗り越えて40分を聴かせまくってしまいます。初期衝動がものすごい盤なんです。おそらくは内戦状態の祖国から命からがら仏国に脱出した状態だったと思うんですよ。カーン・マイとタイの二人は。生きていることへの感謝が満ち溢れています。プログレなんて彼らは思っていなかったと思います。