MINOR279(MINORITY) 【2007年発売CD】
ボーナス・トラック5曲。
これが自主制作?マイナー作品? ジェントル・ジャイアントやジェスロ・タルを彷彿とさせる秘宝的逸品がこちら。
73年に自主制作された作品。オリジナルは99枚しかプレスされていない激レア盤。クラシックやジャズのエッセンスを巧みに取り込んだ端正でスリリングなサウンドが持ち味。高速変拍子で畳みかけるテンション溢れるパート、クラシカルなタッチのアコギが光る格調高いパート、英国的な叙情性溢れるメロディとリリカルなフルートが幻想的な絵を描くパートなど、緩急自在にめくるめく展開するアンサンブルは自主制作とは思えない完成度。サウンド・プロダクションも思いのほか素晴らしく、メジャー級の逸品と言えます。GENTLE GIANTのファンは特に気に入るでしょう。
10ccやコックニー・レベル作品への参加で知られるキーボード奏者、プログレッシヴかつ叙情性溢れるキーボード・プログレの大傑作!
1,200円(税込1,320円)
Steve Hillage&Dave Stewartを中心とするグループ、71年唯一作、英国らしい叙情性に富んだカンタベリー・ロック名作
1,110円(税込1,221円)
SECOND HAND/DEATH MAY BE YOUR SANTA CLAUS
後にSEVENTH WAVEとして活動するケン・エリオットとキアラン・オコナーを中心とするグループ、70年作
930円(税込1,023円)
キーボード・トリオ編成のハード・ロック・グループ、レインボーがカバーした「Black Sheep Of The Family」収録の70年作、オルガンの響きがこれぞブリティッシュ!
2,690円(税込2,959円)
荘厳でドラマティックなブリティッシュ・プログレの名作、74年唯一作、プロデュースはロジャー・チャップマン
トントン・マクートやランニング・マンに通ずる73年の自主制作盤、フルートやエレピがたゆたう英国叙情に溢れたジャズ・ロック秘宝
原盤は激レア!プログレ・ハードのダイナミズムとフォーキーな牧歌性が同居した英国マイナー・プログレ、71年唯一作
JASON CREST、ORANG-UTAN、SAMUEL PRODYなどに在籍したメンバーによるツインギター編成のブリティッシュ・ロック・バンド、当時お蔵入りになってしまったのが信じられない極上のいぶし銀英ハード!73年録音/93年リリース
【タイトル追加】これがマイナー作品?メジャー級のクオリティを誇る幻のブリティッシュ・ロック作品特集
自主制作された作品やマイナーなレーベルからひっそりとリリースされた作品。そんな作品たちの中にもメジャー・クオリティな作品がゴロゴロ眠っているのが我らが英国ロックの深い森。VertigoやHarvestの人気作を聴き終えた後には、ドワーフでも出てきそうな森の奥の奥の方へと進んでみてはいかが?
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名前はドイツの都市だけど英国プログレ。(7 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
1969年から5年程ひっそりと活動し消えていったとされるバンドの作品。
KissingSpellレーベルからの復刻時のボーナス曲が消えた代わりに、
72年(75年説在り)に出したとされるライヴ音源『Triangle』が収録。
アコギ・エレキに並んでグロッケンシュピールが鳴っているから驚き。
変拍子やキメを多用・連発するので、聴いていて少々疲れる部分も。
クラシックからの引用があったりするのでちょっと格調高い気もするが、
バタバタと忙しく演奏する辺りには格調高さは微塵も無い(褒め言葉/笑)
もう少しだけ演奏が落ち着けば、A級品なレベルになれたかもしれない。
あと、演奏が激しくなった時に音がやや割れ気味になるのが残念。
(これは当時の自主制作の”壁”だろう、非常に残念でならない)
静動のバランスがやや大袈裟な気もするが、そこが彼等の個性だろうか?
ボーナス音源は、本編とは曲もノリも違いアングラな雰囲気のインストばかり。
フルートを絡めた根暗なプログレ・ハードみたいな音楽をやっている。
個人的には、オリジナルのジャケットの方が良かったと思う。
それとCDの収録時間ギリギリまでボーナス曲を詰め込まずに、
「Odgipig+Triangle」とでもして、2枚組復刻なら完璧だった。
(実際、少数だが2枚組LPでの復刻盤があったようだし)