現代の北欧プログレを代表するバンド、繊細さと攻撃性との対比の中でじっくりと世界観を広げていくドラマティックな楽曲構成が素晴らしい99年作3rd
1,690円(税込1,859円)
YONIN BAYASHI/ISHOKU-SOKUHATSU
日本を代表するプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイドからの影響色濃い74年メジャー・デビュー作
3,790円(税込4,169円)
ロック、ジャズ/フュージョン、R&B、ブルースを洗練されたアレンジメントで融合させる知性派ユニット、恐るべき完成度を誇る彼らの最高傑作、77年リリース
1,190円(税込1,309円)
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夏はこういうのも聴いたほうがいいよ(6 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
今やDeep Purpleのメンバー、加えてDixie Dregs、KANSASも掛け持つギタリストの1stソロである。彼がDPのギタリストになった話を聞いたときはそれはそれは驚きましたとも。クラシカルなリッチーブラックモアのスタイルの後継者に?彼が?と信じられなかった。まぁ当の本人たちの間でそれは色々な理由があったのだろう。今はすっかり馴染んでいるようで何より何より。
さて、本作はDixie Dregsゆかりの面子を迎えて展開するフュージョン寄りのロックインストアルバムとなっている。決してジャズロックではない。
ロックンロールとブルースからの影響を大いに受けたに違いなく、ソリッドで軽やかなトーンはリッチーのギターとは味わいが異なるが、これはこれれで彼の味わいなのだからいいのではないか。まぁ本作がリリースされた当時はまさかDPに加入するなんて思ってもみなかったと思うが。
M1からノリノリの疾走感溢れるチューンを聴けば、海に山にドライブしたくもなる。本作を聴いて気に入ったら、今のDPやKANSAS、Dixie Dregsのアルバムまで触手を伸ばしてみてはいかがだろうか。