カリフォルニア出身のフォーキー。71年作「Apache」と72年「Inca」をカップリングした2枚組。アコギ弾き語りのサイケ・フォークと60's的なサイケ・ポップが半々。弾き語りの曲の出来が特に秀逸で、ちょっとコリン・ブランストーンを想わせるスモーキーなヴォーカル、流麗かつ繊細な美しすぎるメロディ、リバーブに包まれた夢見心地な雰囲気がとにかく最高。自主制作ながらアマチュア臭さは全くなく、音の間から浮かび上がる格調高さはなかなか出せるものではありません。音楽センス抜群。ITHACAの中心人物、Peter Howell&John Ferdinandoと並ぶ才能と言っても過言ではありません。ジャケットからイメージされる辺境っぽさは全くなく、ジェントルなサイケ・フォーク/ポップてんこ盛り。好作品。
CHRIS HARWOOD/NICE TO MEET MISS CHRISTINE
英女性シンガー、71年の唯一作。バックが強力で、Ian McDonald、Peter Banks、STRAWBSのDave Lambert、Riff Raffのメンバーなど蒼々たる顔ぶれ!
1,090円(税込1,199円)
自主制作のフォーク作品をアメリカからピックアップいたしました。
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