ソフツを脱退したワイアットが結成したグループ、名曲「O Caroline」収録の72年デビュー作、カンタベリー・ロックらしさ満点の名品!
2,440円(税込2,684円)
KEVIN AYERS & THE WHOLE WORLD/SHOOTING AT THE MOON
代表曲「May I ?」収録、アヴァンギャルドな実験的要素とエアーズらしいトボけた味わいが絶妙に溶け合う70年作2nd
1,110円(税込1,221円)
PINK FLOYD/PIPER AT THE GATES OF DAWN
67年の記念すべきデビュー・アルバム、シド・バレットの才気ほとばしるブリティッシュ・サイケデリック・ロックの大傑作!
1,120円(税込1,232円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Casablanca Moon |
2. Me And Parvati |
3. Half Way There |
4. Michaelangelo |
5. Dawn |
6. Mr Rainbow |
7. The Secret |
8. A Little Something |
9. The Drum |
10. Haiku |
11. Slow Moon's Rose |
12. Some Questions About Hats |
13. The Owl |
14. A Worm Is At Work |
15. Bad Alchemy |
16. Europa |
17. Desperate Straights |
18. Riding Tigers |
19. Apes In Capes |
20. Strayed |
21. Giants |
22. Extract From The Messiah |
23. In The Sickbay |
24. Caucasian Lullaby |
ポップだけど、棘いっぱい!?70年代のひねくれ実験ポップ・マエストロ!
親しみやすくキャッチーなメロディと実験精神炸裂する捻くれたアレンジが共存した、”実験ポップ・マエストロ”たちの作品をピックアップ!
「月」をテーマに、様々なアルバムをピックアップいたしました。
SLAPP HAPPYが好きな人におすすめ。ヘンテコ・アヴァン・ポップ特集
スラップ・ハッピーのような、ねじれたポップセンスが光る作品を探してみました。
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毎日24時に近い残業を続けているとき、聴く音楽(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ダグマー姐さんの歌う「カサブランカ・ムーン」がまず素晴らしいですが、本日は「デスペレイト・ストレイツ」について書きます。古いヨーロッパの舞台を見ているような「エウロパ」。ダグマー姐さんの「R」の発音がとても上手で、スペイン語の「L」みたいな巻き舌です。ドイツの人って、Rの発音が独特なのですね。わたし第二外国語がドイツ語でしたが、これだけは最後まで真似できませんでした。
バージン・レーベルから出ていた「デスペレイト・ストレイツ」を買って聞いたわたしは、これは外れだ、と最初思いました。自分のイメージするロックとあまりにもかけ離れていたからです。このタイトル曲は、ドラムズとピアノだけのシンプルなインスト曲です。絶望まっしぐら、という意味そのものの音で、暗鬱な気分になりながら、気だるくたってまあいいじゃないかという気持ちになってきます。ブルーズの疲労感ともまた違いまして、隣で人が死んでいるのに醒めて見ているような突き放した冷たさです。
最も聴くのが「エイプス・イン・ケイプス」でしょうか。ファーストでは可愛らしいだけだったダグマー姐さんが、あばずれドイツ女を演じています。このメロディの独特なこと。またクリス・カトラーの饒舌なドラミングがいいんですよ。ヘンリー・カウのメンバーは裏方に徹していますが、やはりロックのテイストが増します。ムーア、プレグバド、ダグマーの三人はやりやすかったと思います。