LUIS ALBERTO SPINETTA率いるアルゼンチンのグループ、72年作。ツイン・ギターによるダイナミックなギター・アンサンブルが炸裂するヘヴィ・ブルース・ロック。激しいシャウトからブルージーなバラードでのメロウな唄い回しまで、表現力豊かなヴォーカルが素晴らしい。
ANYONE'S DAUGHTER/PIKTOR'S VERWANDLUNGEN
81年作、ヘッセの短編をテーマに綴られるリリシズムとロマンティシズム溢れるジャーマン・シンフォ、文句なしの傑作です!
890円(税込979円)
フランスを代表するプログレ・グループ、フロントマンDecampsのシアトリカルなヴォイス・パフォーマンスが冴え渡る76年作!
1,390円(税込1,529円)
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ブルースはモノにならなかったようで・・。(0 拍手)
Durangoさん レビューをすべて見る
ALMENDRAではあれほど個性的なサイケロックを披露したにもかかわらず、ブルースロック系のバンドを目指したのであろうこのPESCADO RABIOSOの1stは、特に珍しくも何ともない没個性気味の曲が軒を連ねています。まだブルースについて未消化な段階での録音であったことが窺われますが、これまで聴いてきたSPINETTA関連の作品の中では完成度は低いほうでした。もっともバラード系の曲は南米特有のアクセントによって救われてはいますが・・。
とは言え、のちのINVISIBLEの最終作における音楽性を考慮すれば、通過点として必要であったこともまた事実なのでよしとしましょう。
ちなみにボーナストラックの3曲中2曲は、伝説的ライブフェスrock hesta que se ponga el solで披露されたものです。曲の出来もいいです。