チェコのグループ、71年作。オーケストラとの共演盤。ビッグ・バンド風の壮大なオーケストレーションと、東欧屈指のギタリストRadim Hladikの伸びやかでスリリングなギターががっぷり四つに組んだスケールの大きな作品。
世界の熱唱系ロックを集めます!
有名所から知る人ぞ知るマイナーグループまで、世界各国のハード・ロック・テイストに溢れたプログレ作品を見てまいりたいと思います!
「泣きのギター」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
今週は、「泣きのギター」というテーマで、facebookに投稿してまいりました。
英米に負けじとヘヴィ&ソリッドだったり、ヨーロッパならではのプログレッシヴな感性を秘めていたり、個性豊かなユーロ・ブルース・ロックの名作を集めました!
世界の国々に散らばる魅力あるプログレ作品を求めてカケレコCD棚を巡っていく「世界のプログレ探求紀行!」。今回は東欧・中欧の諸国を巡りながらプログレ盤をピックアップいたします☆
マイナー言語のユーロ・ロック・セレクション<70〜80年代編>
ユーロ・ロックの中から、なかなか馴染みの薄そうな「マイナー言語」で歌われている作品を選んでみました!
SYNKOPY & OLDRICH VESELYによる東欧プログレの傑作『SLUNECNI HODINY』
全編に渡って荘厳に響き渡るOldrich Veslyによるムーグ・シンセ。そして、スラヴ的な哀感たっぷりのメロディとヴォーカル。東欧を代表する傑作のみならず、チェコはボヘミア地方の出自を持つ彼らだからこそ出せた濃厚なサウンドを持つユーロ屈指と言えるシンフォニック・ロック傑作。
【ユーロロック周遊日記】旧チェコ屈指のテクニカル・プログレ・バンドMODRY EKEFTによる74年3rd『NOVA SYNTEZA 2』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、名実ともに旧チェコスロバキアを代表するプログレ・グループMODRY EFEKTによる74年作『NOVA SYNTEZA 2』をピックアップいたしましょう。
芸術の秋!プログレの秋!
70年代より、ユーロ諸国や南米/アジアなどの辺境には、英米の名バンドたちにも負けないハイレベルなプログレ・バンドが数多く存在しました。 今回は、そんな中から東欧は旧チェコスロヴァキアのプログレ・グループたちを一挙ご紹介いたしましょう。
チェコの名バンドMODRY EFEKTをご存知でしょうか?シンフォ/ハードロック/ジャズ/ブルースを巻き込んだテクニカルで哀愁たっぷりのサウンドが素晴らしい凄腕バンドなんです。そんな彼らのキャリアを網羅した9枚組ボックス!
BLUE EFFECT (MODRY EFEKT / M.EFEKT)
SU67452(SUPRAPHON)
デジパック仕様、21年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲
タイフォン・ファンならぜひ!ブルージーなギターを中心にテクニカルに畳み掛ける演奏、壮大な構築性、切々と歌い上げるヴォーカル、絶品の一言ですね。ずばりチェコ・プログレNO.1グループ!
BLUE EFFECT (MODRY EFEKT / M.EFEKT)
SU67452(SUPRAPHON)
デジパック仕様、21年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
タイフォン・ファンならぜひ!ブルージーなギターを中心にテクニカルに畳み掛ける演奏、壮大な構築性、切々と歌い上げるヴォーカル、絶品の一言ですね。ずばりチェコ・プログレNO.1グループ!
BLUE EFFECT (MODRY EFEKT / M.EFEKT)
SU65962(BEAT RADIO)
デジパック仕様、2枚組、リマスター、ボーナス・トラック4曲
レーベル管理上、デジパックに小さい角つぶれや圧痕がある場合がございます。予めご了承ください。
ビッグ・バンド風の壮大なオーケストラとスリリングなバンド・アンサンブルが共演する熱量たっぷりのプログレを楽しませてくれる、2作品ともに東欧プログレ黎明期の傑作!
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Oldrich Vesely、Radim Hladikは要チェック!(3 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
71年作
チェコスロヴァキアのトッププログレグループ。
辺境界屈指のギタリストRadim Hladikと、MODRY EFEKTのみならず、双璧を
なすプログレバンドSYNKOPYにも参加し、そこでもド名盤を生み出したキー
ボーディストOldrich Veselyというスター2人が在籍したことで有名。
BLUE EFFECTから改名した後、初めてリリースされたアルバムです。
もともとBLUE EFFECT時代からブルージーな音楽性が下地にあって、時代と
共にシンフォニックロック的なダイナミズムが増していくようなイメージの
バンドですが、このアルバムはシンフォニックジャズロックと言うべきか、
ロック色の強いビッグバンドと言うべきか、BLUE EFFECT時代から一変し、
プログレッシブな音楽性全開の、バンドの転機となったようです。
かっこよく派手に響くブラスセクションに負けじとRadim Hladikのギターが
これでもかと泣きメロを弾きまくる、音の激しいぶつかり合いの中から生ま
れてくるパワーというのはとてつもないものがあります。
東欧、辺境を代表する一枚でしょう。
MODRY EFEKTはこのあと、70年代を通して名盤をガツガツとリリース。
どれも必聴作です。