ロシアの前衛シンセ奏者、89年作2nd。前作『CONCERTO GROSSO NO.1』と同年に発表された続編。美しくも狂的なストリングス/ヴァイオリン、エキセントリックに飛び交うシンセ、妖しく木霊するヴォーカルなどが交じり合ったサウンドは前作の延長線上にあり、相変わらずの混沌と静謐がめくるめく深遠なる音世界。前作とは違うのがパーカッションの導入で、電子音楽とクラシックが融合した従来のサウンドに民族音楽的なエッセンスも加味されているのが特徴です。前作に引き続き、旧ソ連ならではの孤高の前衛キーボード・ミュージックが素晴らしい名品。
MARIAN VARGA & COLLEGIUM MUSICUM/DIVERGENCIE
「東欧のキース・エマーソン」Marian Varga率いるクラシカル・キーボード・プログレバンド、最高傑作と言われる77年のラスト作!
1,590円(税込1,749円)
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