誰もが一度は耳にしたことがあるだろう名曲「ラヴィン・ユー」で知られる米フィメール・ソウルSSW、生前最後の作品となった79年5th。超が付くハイトーン・ヴォーカルに驚かされる、表現力抜群の歌唱が圧巻です。
帯【有】 解説【-】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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耳で聴くというより、体内に直接入ってくる感覚(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
彼女はソウル・グループのリードボーカルやバックコーラスをやる前、クラシックのトレーニングを積んでいたそうです。何より声域の広さと音程の正確さは、ほかのボーカリストの追従を許しません。さんざんカバーされている「ラビング・ユー」のおかげで、最も知られているR&Bの女性ボーカルかもしれません。この盤で面白いのが「ユー・テイク・マイ・ブレス・アウェイ」で完璧なファンクも歌ってみせることで、オールラウンドな歌い手だったことがわかります。歌手と言ってきましたが、曲を書いているのも彼女(と旦那さんのリチャード・ルドルフ)がほとんどです。
ミニー・リパートンはシカゴ出身。由緒あるチェスからメジャー・デビューしています。「ラビング・ユー」の大ヒットの前の話です。このベストは、その後のキャピトル時代4作から選曲されています。
ジョニ・ミッチェルの「ハート・アンド・マインド」も味があります。この曲に続くのが「ラビング・ユー」です。ほとんど伴奏ないんですよね、エレピのコードだけで、この曲。すごいな。最後にドアーズの「ライト・マイ・ファイア」を歌っています。ファンクにアレンジされた斬新な「ライト・マイ・ファイア」です。2023.01.24