UNDER THE COVERS VOL. 3

あなたは80年代を本当に聴きましたか（3 拍手）

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取り上げられているのは、REM、デイブ・デドモンズ、dB’ｓ、プリテンダーズ、トム・ペティ、イングリッシュ・ビート、カースティ・マコール、ボンゴズ、GO-GO’S、ザ・スミスズ、ロキシー・ミュージック、XTC、エコバニ、リンジー・バッキンガム。60年代のVOL.1、70年代のVOL.2と比べて渋い選曲がされています。渋い、というのは、曲が、という意味ではなく、取り上げられているアーティストのネームバリューという意味で。正直申し上げてわたしは半分も知りませんでした。dB’ｓは、これを聞いてあわててCDを押さえました。そんなもんです。

マシュー・スイートとスザンナ・ホフズは、ボウイの「ピンナップス」、フェリーのファースト、トッドの「フェイスフル」が好きで、この制作にいたったとあります。わたしもその意見には全面的に賛成。こうした企画盤で初めて知る音ってあります。こんなのは全部知っているんだよ、と知ったかぶりするより、こんな音あるのね、と飛びつく方がいいに決まっています。全ての選曲は、二人が好きかどうか…だけの基準です。だからボブ・シーガーやイーグルズやスプリングスティーンが拾われていなくていいのです。

VOL.1、VOL.2に比べて、この選曲が後世に残っていくのかと問われたらわかりません。むしろ、後世に残したくてこの選曲にした気がしています。2022.04.11