盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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崖っぷちのブリティッシュ(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「ダーカー・サイド・オブ・タウン」がベストトラックでしょう。ジョン・ウェイトとジョナサン・ケインだけで作られたような曲で、しかも二人の合作はこの曲が最後。ベイビーズのラストとして身に沁みる哀愁があります。結局ジョナサン・ケインのリクルートが、バンドの寿命を縮める結果になったようです。ケインがジャーニーに行く、クリサリスの彼らへのサポートが終了する、ジョン・ウェイトが英国に帰りたいと思う。この出来事3つが同時進行したのでした。
冷たい言い方をすると、彼らレベルの演奏技量をもつバンドは掃いて捨てるほどいます。ところが、この4人(プラス・ケイン)のような化学変化をおこすバンドは滅多にいません。わたしはどうしてもフリーとベイビーズが重なってしまいます。フリーは、ベーシスト交代だけで存続できませんでした。そんなもんなでしょうね、バンドって。それにしても5作しか残していないとは勿体ない話でした。
プロデューサーは前作に続きキース・オルセンです。マックの「ルーモアズ」に録音がよく似ています。2022.03.26