REP4485WY(REPERTOIRE) 【94年発売CD】
ボーナス・トラック2曲。
ATOMIC ROOSTER、CACTUSでの活躍がまぶしいヴォーカリストと言えば? FREEに通じるヘヴィでブルージーなアンサンブルをバックに悶絶のシャウトを炸裂!
ヘヴィ・ブルース・ロック・バンド、BLACK CAT BONESを母体として結成されたグループ。本作はDECCAから71年にリリースされた唯一のアルバム。BLACK CAT BONES譲りのヘヴィ&ブルージーな演奏にピーター・フレンチの熱気溢れるヴォーカルが絡む骨太なブリティッシュ・ハード・ロック。
BLACK CAT BONES/BARBED WIRE SANDWICH
英国出身ブルース・ロック、閉塞感が迫りくるミドルテンポ中心のアンサンブルが強烈、70年発表唯一作
2,190円(税込2,409円)
ブリティッシュ・ハード・ロックの原型を築いた歴史的名盤、代表曲「SUNSHINE OF YOUR LOVE」収録、67年作2nd
1,690円(税込1,859円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Freelance Friend |
2. Sad Road To The Sea |
3. Drowned My Life In Fear |
4. Work My Body |
5. Stray |
6. With A Minute To Go |
7. Growers Of Mushroom |
8. Stagnant Pool |
9. Sawdust Ceasar |
10. Its Going To Get Better (Single B-Side Telefunken) |
11. Hip Shaker (Previosly Unreleased) |
エリック・クラプトン/ジンジャー・ベイカー/スティーヴ・ウィンウッドらビッグネームが集結するも半年という短命に終わったスーパーグループ、69年唯一作
必殺の名曲「All Right Now」収録、70年リリースの代表作3rd
ブリティッシュ・スワンプ/ホワイト・ソウルの名シンガー、ブリンズリー・シュウォーツの面々をバックに制作された72年デビュー作
ビート・ブーム、サイケデリック革命、シンプルなバンド演奏へと回帰したブルース・ロック・ブームを経て、テクノロジーの発達とともに60年代末にいよいよ花開いた「ブリティッシュ・ハード・ロック」!胎動の67年からメジャーシーンを席巻した70年まで、年代を追って英ハード・ロックの名作をピックアップしながら、英ハードの進化と深化を探ってまいります。
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いらいらする時にはハードロック(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
あしたは休日出勤だ。何が楽しくて日曜に仕事だ。とイライラして取り出したレコードです。狂犬ボーカル、ピーター・フレンチを擁して一枚だけ録音したリーフ・ハウンド。71年です。94年にこれがCDになるまで、わたしは全然知りませんでした。ブラック・キャット・ボーンズを母体とし、フレンチとギタリストのミック・ホールズをスカウトして、欧州各国を一度だけツアーして散ってしまったようです。そうです。フレンチがアトミック・ルースターのビンセント・クレインに見いだされ「イン・ヒアリング・オブ」に参加したからです。不思議なことに2005年に再結成、2012年には来日までしています。
さて、内容は語るも恐ろしい重量級ヘビーロックで、頭痛が痛いほどです。ぶった切るような重いギターに、アクースティックな味わいやオルガンまで加わって、英国ファンを唸らせるに十分です。けしてテクニックがあるわけではありません。押し切るように持っていかれてしまいます。加えてフレンチはマイクを口の中に入れて歌っているんじゃないかという迫力です。ええい、うるさい。
ライナーには、これを11時間で録音したとあります。ギターは多重録音なので、それに要する時間も考えると一発で決めたことに疑いありません。すさまじいテンションです。71年の英国は、ヘビーロックをやれば、いくばくかの確率で大儲けできる「ゴールド・ラッシュ」みたいな時期でした。このレコードを真剣に聴くユーザーの耳にはゴールドが残るでしょう。2023.06.17