プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料

エアゾール・グレイ・マシーン

ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(ヴァン・ダー・グラーフ)

BELLE213481(MARQUEE) 【2021年発売CD】

紙ジャケット仕様、英国盤オリジナル・ジャケット、21年デジタル・リマスター、SHM-CD、ボーナス・トラック6曲、定価3143+税。

評価:40 1件のレビュー

後の強烈なプログレ作品と比べられ、インパクトで劣る分、過小評価されていますが、もしこの一枚のみで解散していたとしたら、逆にブリティッシュ・ロックの名作としてもっともっと評価されていたはず!孤高の名作ですよね!

69年デビュー作、英国アート・ロックの傑作

ピーター・ハミル率いる英国プログレッシヴ・ロック屈指の名バンド。69年の記念すべき1stアルバム。幻想的なハモンド・オルガンやハープシコード、メロウなアコギのストローク、そして、ピーター・ハミルのエモーショナルなハイ・トーンの歌声と「狂気」と「叙情」が同居する孤高のメロディ・ライン。69年という「プログレッシヴ・ロック」前夜の空気感を見事に収めたアート・ロック・サウンドが実に魅力的です。後の強烈なプログレ作品と比べられ、インパクトで劣る分、過小評価されていますが、もしこの一枚のみで解散していたとしたら、逆にブリティッシュ・ロックの名作としてもっともっと評価されていたことでしょう。ずばり名作です。

他のお客様はこんな商品も一緒に買っています

VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF) / H TO HE WHO AM THE ONLY ONE の商品詳細へ

VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF)/H TO HE WHO AM THE ONLY ONE

70年作、ロバート・フリップがゲスト参加、VDGGならではの暗澹たるエネルギーが渦巻く3rdアルバム!

590円(税込649円)

VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF) / WORLD RECORD の商品詳細へ

VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF)/WORLD RECORD

ハミルによるエレキギターが大きくフィーチャーされた76年作、レゲエを取り入れた大作「Meurglys III」、崇高さに満ちたラスト曲「Wondering」が圧巻

1,010円(税込1,111円)

VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF) / LEAST WE CAN DO IS WAVE TO EACH OTHER の商品詳細へ

VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF)/LEAST WE CAN DO IS WAVE TO EACH OTHER

カリスマ・レーベル移籍第一弾、独自の暗黒プログレを確立した70年リリース2nd、冒頭3曲の流れは鳥肌もの!

640円(税込704円)

VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF) / STILL LIFE の商品詳細へ

VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF)/STILL LIFE

76年リリース、「PAWN HEARTS」と共に彼らの代表作とされる傑作

590円(税込649円)

YouTube動画

試聴 Click!

試聴 Click!

関連Webマガジン記事

このアーティストのその他タイトルのCD

もっと見る

レビューの投稿

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録 ログイン

レビュー一覧

評価:4 ほぼ一発録りのテンションが伝わってくる名演(5 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

このデビュー作制作のごたごたは、紹介しているサイトがあるので検索してみてください。わずか12時間で録音されたと聞きます。エリス、バントン、エバンズは、いったん解雇され、ハミル一人で録音するチャンスを得たことで再度集合し、即席バンドとは思えないコンビネーションを聴かせます。それぞれ2、3テイクしかやれなかったはずで、いかに3人がハミルを認めていたかわかろうという話です。

英国伝統的な芸能スタイルである、ポエト・リーディングを得意とする人だったのですね、ハミルは。アクースティック・ギターを弾きつつ、感情と抑揚をつけた詩を朗読する基本構造です。フォーク・スタイルであった、デイビッド・ボウイのデビュー作を思い出しました。6曲目の「アフターワーズ」は心に染みる名曲です。ハミルは、声を出したまま抑揚を上下させる名人でありまして、わたしはよく風呂で真似をしています。

陰鬱なヘビーロックもありますし、明るいフォーク調もある内容です。次作でいきなり完成品の「アト・リースト・ウィ・キャン・ドゥ」を出せた意味がやっとわかりました。米国盤のカバーアートが購買意欲につながらず、聴かず嫌いにしていた盤でしたが、初めて音に触れて感激しています。

ナイスレビューですね!