AUDIENCE/FRIENDS FRIENDS FRIEND
ピーター・ハミルにも比肩する名ヴォーカルHoward Werth率いる英ロックの曲者グループ、カリスマ移籍後の70年作2nd
1,190円(税込1,309円)
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ベルファストの悪魔たち(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
今日、定年退職してきました。退職と言いましても、再雇用で明日からも同じ職場に通うわけです。昨今の情勢で退職送別会なんてものもなくて、ざまあみろです。定年になったからと言って人間が丸くなったり、昔話を得意げに話したりなんかするものですか。自分が20歳の頃は、じじいになったら、ジャズやブルガリアのトラッドなんかを聴くんだろうと思っていました。幸か不幸かいまだにヘビーロックを嬉々として聴いていられるんだから、ざまあみろです。で、ジ・アンサーですわ。
彼らのデビューは破格と言えるほどの話題を集めました。それぐらいヘビーロックが少数派になってしまったわけです。アップテンポの曲を高密度に演奏するのは、練習すれば、まあ、できるでしょう。(けっこう不遜な発言)問題はミドル・テンポだ、ミドル。「クライ・アウト」「ワイデュー・チェンジ・ユア・マインド」「プライド」と続く英国ミドル曲は、圧巻です。嵐の前のように立ち上がり、突如大風にやられるようなパッションがやってきます。「プライド」のアルペジオなんて、涙が出てきます。良いではないですか。ドラマーがためて崩すのが上手なんです。結婚して。(すみません。最近「進撃の巨人」読んでいるので)
「進撃の巨人」やらジ・アンサーやら、じじいの往生際の悪さを思い知れ。わたしは、いったい誰に話しかけているのでしょう。2022.03.31