BANCO/ORLANDO: LE FORME DELLAMORE
イタリアン・ロックの雄による22年作、2nd『Darwin!』や3rd『Io Sono Nato Libero』を思い浮かべずにはいられないズバリ傑作!
2,590円(税込2,849円)
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、側面部に色褪せあり、トレーに黄ばみあり
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アラにノドグロ、クロマグロ(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ケビン・クローニンはなぜ、「テーブル」を「テイボーラ」、「シャワー」を「シャワーラ」と発音するのでしょう。彼がラテン系であるという資料はどこにもありません。「REO」も「アールイー・オーラ」と言っていたのでしょうか。クローニンの声だけでもお金を払っていいのに、ギターは弾きまくるわ、ピアノは弾むは、混声コーラスまで出てきて、元が取れすぎでしょう、というアルバムです。
フランク・ザッパの言葉遊びは、元ネタを知らないとどうにもならないし、マーク・ボランのは、本人が遊んでいるだけでこっちはわかりませーん。わたしは、REOのこのタイトルのダジャレが大好きです。セサミ・ストリートまたはウゴウゴルーガみたいで、和みます。8曲目には「未確認飛行速足マグロ」というわけ判らないハードロックがあって、これがまた笑わせます。しかも好き放題インストです。
垢抜けないハードロックをずっとやっていた彼らが、抜けの良い見事なロックンロールを聴かせます。「ロール・ウィズ・ザ・チェンジズ」の後半なんてこれでもか、これでもかの畳みかけです。素晴らしい曲です。玄人筋にはREOは、この作で終わったことになっておりますが…。ライブでこの盤の曲を次々に演奏されたら、わたしは過呼吸になる自信があります。