DOOBIE BROTHERS/MINUTE BY MINUTE
グラミー受賞曲「What A Fool Believes」収録、後期ドゥービーズ最高傑作と云われる名盤、78年リリース
330円(税込363円)
「音楽歳時記」第六回: 7月 七夕に夫婦ものと男女デュオを想う 文・深民淳
深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、背ジャケにヨレあり
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東欧魂(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
このCDのライナーで、彼女がポーランド系アメリカ人であることを知りました。パトリシア・アンジェイエフスキが、彼女の生まれた時の名前だそうです。「灰とダイアモンド」の著作者がたしか、この姓でした。その後結婚して、夫のベネター姓を名乗り、現在にいたる。しかし、離婚していますので、芸能活動のためベネター姓を残したというところかと…。80年代にパンチのある歌い手であると認識していて、アルバムも少し聴いていました。
80年代は、いろいろと音の装飾が多すぎて、わたしはあまり好きなディケイドでありません。パット・ベネターの歌い方は、実はオーソドックスなもので、広い音域と声量の豊かさで勝負しています。80年代にハードロックと思ったことはありません。ポップス界の中ではロック的な歌唱だと思っていた程度の軽い認識でした。
彼女の経歴と、レストランでウェイトレスをしながら歌っていたなどという苦労話を聞くと、途端にロック的な魂を感じ始めました。いい加減なものです。たしかにこれは「ハードロック」です。特に「シャドウズ・オフ・ザ・ナイト」がいいです。圧倒的です。
このところモデル界では東欧系の女性が成功しています。わたしはポートレイト系の写真を見たり撮ったりすることも好きなので、そんな印象を持っています。