帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、側面部に色褪せあり、小さい折れあり、ケース1枚に小さいヒビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯に折れあり
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天才は恐ろしい(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「パープル・レイン」からの遡りユーザーであるので、あまり偉そうなことは書けません。シングルの「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラバー」を聴くと、この時期プリンスは、まだまだ可愛いものです。ずっとファルセットでソウル・ミュージックの王道と言いますか、シングル曲のステレオタイプをこなしているだけに聴こえます。最初そんな印象でしたのに、曲が進むうち、彼のアイデアに驚かされ、だんだん寒々してくるという優れたアルバムであります。
ソウルの水準曲という様相は、徐々に変化します。ヨーロッパの感覚をもつミニマル音楽やスロー・バラード。6曲目の「バンビ」にいたっては、ギターを強調した前衛ファンクになります。ファンクというより、ハードロックと言っちゃってもいいです。プリンスが特異なのは、ひとつは両性具有的な何とも言えない色気。もうひとつが、けして熱くならないところ。常にぬめぬめとしたレザーやラテックスの感覚があります。
そして8曲目に「アイ・フィール・フォー・ユー」です。チャカ・カーンにプレゼントして大ヒットになった元唄でございます。恐ろしいことに歌と演奏、作曲、プロデュースの全てが、彼ひとりなのでございます。楽器は全部ひとり。宅録らしさはほとんど感じません。「アイ・フィール・フォー・ユー」のチャカの派手派手アレンジも、そのままです。すげ…。