HATFIELD & THE NORTH/HATFIELD AND THE NORTH
カンタベリー・ジャズ・ロックの最高峰バンドによる74年1st、Robert WyattやHENRY COWのJeff Reighも参加
790円(税込869円)
第4回【秀逸ジャケ調査委員会】ヒプノシスのジャケットは総じてすばらしい。だが中にはこれはいかがなものかというものも…
ヒプノシスのデザインしたすばらしいジャケット群。でも、なかにはアレなジャケットもあるわけで…
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ボックスに経年変化あり
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デジタル・マネーには反対します(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ファースト作に比べると、曲調がポップになり、さまざまなジャンルの曲になっていることから、たぶんファースト作では商業的成功を得られなかったと想像します。モントローズのハードロックは、いきなり曲がピークにやってきて突っ走るところにあります。カップラーメンに熱湯を入れて、待たずにばりばり食うような魅力です。これはちょと、喩えが強引ですか。このセカンドでは、そんな曲が「アイ・ガット・ザ・ファイア」1曲しかありません。
続く「スペースエイジ・サクリファイス」もミドルテンポのヘビー曲でなかなか良い。やはり旧B面からが本領発揮です。「ウィア・ゴーイン・ホーム」は、モントローズ自身のボーカル。最後の「ペーパー・マネー」が、ネイティブ・アメリカのビートに乗るハード曲で元が取れる仕組みになっています。
彼らにとって痛かったのが、この盤でサミー・ヘイガーが抜けたことでしょう。カーマッシのドラミングといい、ヘイガーの歌い方といい、USハードのレジェンドになる素質はあったと思います。事実、ハードロック不毛の地だった西海岸にバン・ヘイレンが出現し、一気にハードロック産地になりました。制作のテッド・テンプルマンもその辺のニーズを見越していはずです。