アメリカのシンフォ・グループ、09年デビュー作。Tony Banksからの影響を感じるメロディアスなキーボードを軸に、ハープシコードやメロトロンなどをフィーチャーしたキーボード・アンサンブルは、ヴィンテージ色濃厚でたいへんファンタスティック。繊細なギターのトーンと丁寧にメロディを紡ぐフレージングがSteve Hackettを彷彿とさせるリリカルなギターも出色。しっとりとした歌声の流麗なヴォーカルも良いです。優美なメロディも素晴らしい。ビビッドなジャケットとは違い、アンサンブルやサウンドはかなり70年代的。これは良いグループです。自主制作ながら、クリアでふくよかなサウンド・プロダクションは特筆もの。GENESISやCAMELなど、ファンタスティックな70年代プログレのファンには、かなりおすすめできます。
ISILDURS BANE/CHEVAL: VOLONTE DE ROCHER
スウェーデンを代表するシンフォニック・ロック・グループ、管弦楽器が躍動するイマジネーション溢れる89年作!
930円(税込1,023円)
【カケレコ中古棚探検隊】フラメンコを取り入れた情熱的プログレ特集!
暑い季節だからこそ……中古棚より、フラメンコ・プログレをピックアップ!
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2015年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
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これも新世代型・カッコいいプログレ、ですね(嬉)!(3 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
曲良し、テクあり、ジャケもよし!
確かになんか聴いたことあるようなんだけど、それはそれでよし(笑)。
ただ雰囲気モノではないから「おぉ!」とまではいかないけれど「ふむふむ、なかなかやるじゃん」と、思わずニンマリです。
ちょっと Vo. 弱いかな、とは思いました。(低音部は Richard Sinclair みたいで笑えました、ファンの方、失礼)
ここに Steve Walsh とか Robert Berryみたいなカラッとした Vo. いれりゃあ、所謂合衆国プログレ・ハードの王道になる!と勝手な想像するのは私だけ(笑)。