ARP029(APOLLON) 【2019年発売CD】
初期YES風のファンタジーを紡いだかと思うと、次の瞬間にはOZRIC TENTACLESばりの酩酊感でサイケデリックに疾走を始める、色彩豊かで目まぐるしいサウンドに翻弄されます。でも英国らしい「気品」は終始溢れんばかりで、この新鋭はGOODですよ〜!
2015年にデビュー、これまでに3作品をデジタル・リリースしている英国のプログレ・グループによる4thアルバム。サイケデリックなトーンでテクニカルに畳みかけるギターを特徴とするインスト・プログレを展開。ヴァイオリンも交えたふくよかでファンタジックなサウンドは初期YESを思わせますが、チェンバー風の緊張感あるパート、古楽をイメージさせるGENTLE GIANT風のパート、そしてOZRIC TENTACLESばりの疾走感でひた走るサイケデリックなパートなどが次々と現れる目まぐるしいアンサンブルに飲み込まれます。それほどの振れ幅を持ちつつ、終始英国らしい「気品」を失わない演奏がまた素晴らしい。GGファンにOZRICファン、そしてアメリカのDELUGE GRANDERなどがお好きな方にもきっと響くサウンドです!
絵本の世界に入り込んだような、幻想的で気品に満ちたプログレをピックアップ。
絵本の中に迷い込んだような、繊細でメルヘンでファンタジックなプログレをピックアップ!
PIERRE MOERLEN'S GONG『DOWNWIND』を起点に、流麗なヴィブラフォンが楽しめる作品をセレクト。
10/23はGONGで活躍したパーカッション奏者ピエール・モエルランのお誕生日!それにちなんで、ヴィブラフォンの音色をフィーチャーした作品を探求。
netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』第67回(最終回) GURANFOE / Sum Of Erda (UK / 2019)
「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!
カケレコスタッフの日々是ロック3/23:知性と感性の融合、サイケ・プログレ・セレクション☆
スタッフが日替わりでオススメ作品をご紹介する「日々是ロック」。探求テーマは感性と知性が融合した「サイケ・プログレ」を探求します!
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