MANUS101(EDSEL) 【2001年発売CD】
ボーナスディスク付きの2枚組。
パンク絶頂期に現れた、黒縁眼鏡のひ弱そうな青年。そこから飛び出てきたのは素晴らしすぎるメロディ・センスと、誰より熱い音楽への探求心!大名曲「Alison」も収録、彼の偉大なる音楽冒険劇の第一歩がここに!
77年にリリースされた、英国が誇る屈指のメロディー・メイカー・ロックンローラーの記念すべきデビュー・アルバム!多くのアーティストにカヴァーされ愛され続けている大名曲「Alison」を収録!時に77年のロンドンは、パンク・ムーヴメントの大火焔の最中、そんな中を黒縁眼鏡でひ弱そうな痩せ男が、内股にポーズをキメて途轍もなく素晴らしいメロディ・センスを引っ提げて現れたのですから、当時の衝撃と言ったらなかったでしょう!そして彼が多くの当時のパンクスたちと雲泥の差を見せ付けたのは、やはりこの圧倒的な音楽的好奇心と造詣心だったのです。現在も恐ろしいほど精力的に自身の可能性を広げている、Costelloの音楽冒険劇の第一歩がここに!これを聴かずには始まりませんよ!
SIMON & GARFUNKEL/BRIDGE OVER TROUBLED WATER
70年作、表題曲を始め代表的名曲の数々を収録したS&G最後のオリジナル・アルバム...!
1,550円(税込1,705円)
ブリンズリー・シュウォーツ特集: バンド結成〜名作『SILVER PISTOL』までのストーリー
英国のザ・バンドとも評される愛すべきパブ・ロック・バンド、ブリンズリー・シュウォーツ特集として、彼らが、代表作と評される3rdアルバム『シルヴァー・ピストル』をものにし、パブ・ロックの代表格となるまでのストーリーをご紹介いたしましょう。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
コステロの良さがわからないなら、リスナー人生やめたっていい(7 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
この2枚組バージョンには、コステロがベッドルームで録音したという弾き語りバージョンが6曲収められています。いかにもエルビス・プレスリーのファン、という若干線の細い演奏。でも磁力は抜群です。キャラクターはプレスリーと全然違うのに、プレスリーが演奏しているのか、という瞬間があります。声に独特の陰影があり、ギターもうまいです。この曲たちを録音していた頃、コステロは工場のマシニング・オペレーターでした。ニック・ロウにデモテープを認められてスタジオ入りした日は、職場に仮病の電話をしたと書かれています。
こちらを聴いてから、本番のレコードを聴くと少し驚きます。上手いのはもともとでしょうが、セッションで急速に彼が自信をつけていったのが判ります。アレンジ・演奏は、ビートルズのファースト並みでほとんど装飾がありません。同じギター、同じ声なのか、というほど堂々としていて、こりゃ売れるな、という感じ(売れない例も死ぬほどありますけどね)。
今更ながら…これだけ佳曲を、よく揃えられたな、と。たぶん、彼のあまり恵まれなかったティーンエイジ時代に、挫折を繰り返し、でも前を向いた成果なのでしょう。書き溜めていた曲は、掛け値なしに心を打ちます。わたし赤ん坊と犬には嫌われたくないんですよ。コステロの音楽を聴くとき、同様の踏み絵を踏まされている気がします。2022.06.21
UKロック好きは必聴!絶対に!(2 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
英国の天才ソングライターの1st。1977年発表。
コステロって本当にすごいと思う。時期によってやっている音楽も違うし、どのアルバムも全く違うサウンドなのに、一発でコステロだとわかるし、どれも素晴らしいのだ。
このアルバムは名曲「Alison」が入った名盤、なのだが、それだけで終わるのはもったいない。決して甘くないのにいつのまにか口ずさんでしまうメロディー、気持ちのいいビート、パワーポップ(Red Shoesね)からレゲエ(Watching The Detectivesね)まで聴かせるバラエティ豊かな曲調、捻りのきいた歌詞(Alisonの歌詞、読みました?)、これがUKロックだ。
でも最高傑作は2ndだと思うw。