SR364/5411867113645(SUB ROSA)
紙ジャケット仕様。
ヒステリックに鳴り響く管弦楽器、魔術の儀式を思わせる不気味なコーラス。背筋が凍るほど恐ろしく、それでいて荘厳な音世界を構築するチェンバー・ロックの歴史的傑作。
69年に結成。Gerard HourbetteとThierry Zaboitzeffを中心にその活動を飛躍させ、ベルギーの代表的チェンバーグループUNIVERS ZEROなどとも深く関わり、アカデミック且つダークな色合いが特徴的なチェンバー・ロックを放ったフランスのグループ。79年作。盟友バンドであるUNIVERS ZEROよりDaniel DenisとMichel Berckmansを迎えて製作されており、全編で不安感を募らせる、ヒステリックな前衛サウンドが炸裂しています。弦、金管、木管楽器の呪術的な圧迫感は、まさに狂気のためのサウンドであり、初期の代表作となっています。
ハンガリーが誇るシンフォ・グループ、94年作、「ELPフォロワー数あれど、これ程までにエマーソンのプレイに肉薄したグループがかつて存在しただろうか?」(帯より)
830円(税込913円)
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第六回 ART ZOYD『LE MARIAGE DU CIEL ET DE L’ENFER』(フランス)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
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