MP3344(MUSEA PARALLELE)
2枚組。
ANGE直系と言えるシアトリカルで濃密なフレンチ・プログレを聴かせてくれる19年作!フランス語の耽美かつアンニュイな響きを尊重しつつ自己陶酔気味に歌い上げるヴォーカル・スタイルがたまらん!
92年にデビューしたフランスのシンフォニック・ロック・グループ、2枚組の大作となった19年作10th。ジェネシス、フロイド、キャメルらの影響が大きい端正な英国式シンフォニック・ロックと言えた前17年作に比べ、ANGEらフレンチ・プログレの本流に連なるシアトリカルで濃厚なサウンドへと姿を変えています。演奏を牽引するのがフランス語で歌うヴォーカルで、フランス語の耽美かつアンニュイな響きを尊重しつつ自己陶酔気味に歌い上げるスタイルは、まさにANGEのFrancis Decamps直系。優雅に広がるシンセサイザーや繊細なタッチのピアノ、ギルモア風のエモーショナルなプレイからS.ロザリー風の気品たっぷりのメロディアスなプレイまでを見事に弾き分けるギターなど、シアトリカルなヴォーカルに劇的なサウンドで応じる演奏陣の腕前も特筆です。ディスク1でドラマチックで密度の高いフレンチ・シンフォを堪能したかと思うと、ディスク2はなんと42分にわたる超大作が収められており仰天。SEやサウンドコラージュを各所にまぶしつつ神秘的な音作りで綴る映像喚起的なサウンドが繰り広げられます。ここではフロイド風の深遠なタッチも多く聴くことができ、やや不気味なSEも相まって『THE WALL』あたりを彷彿させる場面もあり。四半世紀に及ぶ活動の中で培ったバンドの音楽性をすべて注ぎ込んだような、これぞ集大成と呼ぶべき力作です。
FLOWER KINGS/@LIVE RECORDING 2003 - MEET THE FLOWER KINGS ON STAGE PLAYING THEIR EPICS(CD)
03年、ロイネの地元スウェーデン・ウプサラでのライヴを収録
1,190円(税込1,309円)
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
ANGEを起点に巡る、フレンチ・シアトリカル・プログレ・セレクション☆
今回は、フレンチ・シアトリカルの代表格と言えるANGEを出発点に、フランス伝統のシアトリカルなパフォーマンスが楽しめる作品を新旧織り交ぜてピックアップしてまいりましょう〜☆
70年代プログレへの憧れと愛情に満ちた新世代プログレ作品を厳選してご紹介!
今回は、往年の名アーティストへの憧れを特に強く感じさせる新世代ミュージシャンの作品にフォーカスしてまいりたいと思います!70年代のプログレに親しんだ方にこそ驚いてもらいたいラインナップでお届けいたしますよ☆
【新作追加】ピンク・フロイドのDNAを受け継ぐ00年代〜のプログレ特集!
00年代に入って世界各国から芽吹くフロイドのDNAを特集!
デジパックトレーに若干ヒビがあるため、200円引きセールです。
フレンチ・シンフォの好バンド、「12月の情景」をコンセプトに描く23年作13th。異色のインストゥルメンタル・アルバムですが、GENESIS+CAMELなスタイルに少しPINK FLOYD的シリアスさを加えたような音世界があまりにも幻想的に響きます。
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