DARRYL WAY'S WOLF/SATURATION POINT
74年作2nd、ウェイのヴァイオリンと名手エサリッジのギターによる圧倒的にテンションみなぎるアンサンブル!英国プログレの傑作!
610円(税込671円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、スリップケースに圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、若干経年変化あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
わたしがブルーズを聴くようになったのは体を動かしはじめてから(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしがブルーズ界最大の巨人だと思っている人は、マディ・ウォーターズでも、3キングでもなく、ジョン・リー・フッカーです。「スリル・イズ・ゴーン」を、なんだムード音楽じゃねぇか、と思ってしまう失礼な耳をしているので…。わたしがブルーズの入り口として選んだキャンド・ヒートの面々が師匠としていることが大きな理由です。「ブーム・ブーム」にしろ「ディンプルズ」にしろ、カバーしているロックの人が多いですし。
フッカーの特徴は、ゆっさゆっさとしたリズムと、野太くたくましい声。ブギの神様と言われるゆえんなのですけれど、最初から最後までワンコードで走ることも多くて痛快この上ありません。バンド・サウンドもいいですし、不良そのものの弾き語りもいいです。このベストは、彼の59年デビュー(ビージェイ・レーベルからの、という説明がいります。)盤からの曲から多くとられていて、フッカーのコアな魅力がわかるのではないでしょうか。
ミシシッピの農場で生まれ、家出してメンフィスに向かい、デトロイトの工場で働いたという経歴は、まさにわたしが期待するブルーズ男の姿。何なんだろう。ブルーズは、最初から音楽でメシが食えてはだめなんですよ。肉体労働のつらさと矛盾と疲労感を体現しているのがこのジャンルのつぼと心得ています。自分が肉体労働したときに聴く音でもあります。2021.11.17