ARTP002CD(ARTEMIS)
デジパック仕様。
ノルウェーのキャメル系筆頭グループによる5年ぶり3rd。溢れんばかりのファンタジーとドラマチックな陰影を織り込んだ、これぞ叙情派シンフォ!と呼びたくなるサウンドは、キャメルへの憧れを見事に昇華したまさしく正統派。
ノルウェー出身、キャメル系のシンフォニック・ロックを聴かせる新鋭グループによる5年ぶりとなる18年作3rd。民族楽器のように哀愁に満ちたエモーショナルな響きのフルートや、スケール大きく格調高いキーボードワーク、ハケット系のデリケートなタッチのギター、鼻にかかった優しげな男性ヴォーカル等によって作り出される、溢れんばかりのファンタジーとドラマチックな陰影を織り込んだ、これぞ叙情派シンフォ!と呼びたくなるサウンドは、キャメルへの憧れを見事に昇華したまさに正統派。冒頭24分に及ぶ大作は圧巻です。一方でアルバム後半ではエッジの立ったギターが存在感を増し、重量感あるアンサンブルでソリッドに聴かせていて、彼らならではの個性も発揮。北欧らしい幻想性も素晴らしい、ファンタスティックかつ叙情美に満ちた音世界に胸打たれる力作です。
ブラジル、VITRALで活躍するギタリストによる18年作1st、キャメルに南米らしい柔らかなエキゾチズムを纏わせたような極上シンフォニック・ロック!
2,490円(税込2,739円)
イタリア/フィンランド/アメリカ出身の3人を中心とする多国籍シンフォ・グループ、あのスタジオ・ジブリの作品世界をモチーフにした19年作7th!
2,990円(税込3,289円)
偉大な先人へのリスペクトに溢れた叙情派ギターを鳴らす新鋭バンドを、世界各国からピックアップ☆
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キャメル・ファン注目の叙情派シンフォ・バンド(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
近年、キャメル・ファンが注目しているのはオランダではないかと思うけれど、KERRS PINKに代表される北欧のバンドも見逃すことは出来ない。
そんな中登場したノルウェーのキャメル系シンフォ・バンドTHE WINDMILLは、前作がとても良かったので注目していた。
5年ぶりに発表されたという本作は、冒頭から24分近い大曲で聴く人を圧倒する。
1曲の中で様々な表情を見せ、聴きどころ満載。
これだけでもう満腹状態なのだが、間断なく続く2曲目がまた泣きのメロディの10分超曲。
ハードに切りこんでくるギターもカッコいいけれど、やはりリリカルなフルートとピアノが奏でるメロディが叙情派シンフォ・ファンの心を捕えて放さないのではないかと思う。
ひと言で言い表すならば、確かにキャメル系のサウンドなのだが、キャメル一辺倒ではないところが彼らの個性なのかもしれない(私はキャメル一辺倒でも一向に構わないのだけれど・・・)。
前作も20分超えの曲を中心とした大作志向だったし、メロディが美しい好作品だった。
このアルバムを聴いて、バンドの方向性はブレていないなと思った。
早くも次作が楽しみ!