HATFIELD & THE NORTH/ROTTERS' CLUB
Richard Sinclair/Dave Stewart/Phil Miller/Pip Pyleという鉄壁の布陣で録音された75年2nd、カンタベリー・ロックの最高峰に位置づけられる大傑作!
990円(税込1,089円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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シカゴのぶっきらぼう野郎(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
いまだ現役で活動するバディ・ガイのコンピレーションです。60年代の初期の演奏は、チェス・レーベルと契約したばかりのものもあって、新鮮です。管楽器やピアノも入っているので最初、ブルーズ・コンボの印象が強かったのでした。「ファースト・タイム・アイ・メット・ザ・ブルーズ」で、ガイの声の無類ぶりにはっとさせられます。♪イエアイエイ、という金切り声に近い合いの手が繰り返されます。そしてぶっきらぼうに弾きっぱなしになるギター。右チャンネルに演奏、左に声が入っています。寝っ転がって左チャンネルばかり聴いていると、ガイがそこで歌っているようで、苦笑いしてしまうんです。
バディ・ガイのギターはタイプとすると、BBキングです。歌ってからつるつる弾きます。何もエフェクトがかけられていないトーンで、サステインがありません。突き放されるような印象です。ガイは、ハモニカ奏者ジュニア・ウェルズとのデュオでも知られています。この盤にもハモニカ共演はありまして、「ブロークン・ハーテッド・ブルーズ」は、ウェルズとの初顔合わせなんだそうです。音も悪くないですし、ブルーズ定番として長く聴けるものだと思います。
「ガイ」って芸名だと思っていました。本名なんですね。芸名は「バディ」のほう。「リトル」とか「ブラインド」とか「Tボーン」とか、ブルーズ音楽家の芸名を研究すると、何か成果があるかも知れません。2023.10.30