ラズベリーズから出発!キャッチーなメロディと気持ちいいハーモニーが広がる米パワー・ポップ作をピックアップ♪
キャッチーなメロディと気持ちいハーモニーが広がる米パワー・ポップ作をピックアップいたします。
キャッチーなメロディーにハードなギター、グッとくるメロディーが魅力のパワー・ポップ。今日はアメリカのパワー・ポップ・バンドをカケレコ棚から探してみたいと思います。
米音楽サイト「ULTIMATE CLASSIC ROCK」による「パワー・ポップの名曲TOP10」をシェアいたしましょう。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 経年変化あり、圧痕あり
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ドラマチックの重層構造(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ビートルズよりもビートルズ、と言いたくなるのがラズベリーズ。彼らをポップ・バンドと呼ぶのは勝手ですけれど、わざと爆裂させたドラムズや歪ませたギター、ピークで必ずシャウトするエリック・カルメンには、涙ぐみたくなるようなカッコ良さがあります。わたしが入れ込んだのは「スターティング・オーバー」でしたが、このファースト作は、あざとさがなくフレッシュなところがまた良いです。
バンド名のつけ方といい、曲想といい、彼らは遅れてきたブリティッシュ・ビートのフォロワーなのでしょう。遅れてきただけあって、本家よりも本家らしいと思います。パイロットやスモーキーも良いグループですけれど、ちょっとラズベリーズの劇的さにはかないません。だいたいエリック・カルメンといい、ウォリー・ブライソンといい、ロック的な盛り上げ方をよく知っている人です。これは、のちのソロ活動でよくわかりました。
米国のシーンは不思議なもので、レフト・バンクとかビッグ・スターとか数年おきに、偉大なポップ・グループが現れます。ライズベリーズは、そうした米国の良心の系譜に属しています。