PP132(PAISLEY PRESS) 【2017年発売CD】
デジタル・リマスター。
30名を超えるミュージシャンが演奏に参加した、フランス産ジャズ・オーケストラの傑作!注目はのちにSANDROSEの一員として名作を残すギタリストJean-Pierre Alarcenの存在で、一聴して彼と分かるアーティスティックな感性を伴った緊張感あるプレーを披露していて必聴。
イスタンブールに生まれ、十代でフランスに移住、以後フランスで音楽活動を続けてきたコンポーザー/アレンジャー/キーボーディストJanko Nilovic主宰によるジャズ・オーケストラの72年唯一作。30名を超えるミュージシャンが演奏に参加していますが、注目はSANDROSEで知られる名ギタリストJean-Pierre Alarcenが名を連ねていることでしょう。名手Andre Ceccarelliのグルーヴィーかつ鋭いドラミングを土台に、トランペットとトロンボーンによる重厚なブラス・セクション、滑らかに旋律を紡ぐサックス、熱っぽく渦巻くコーラス、そして一聴して彼と分かるアーティスティックな感性を伴った緊張感あるAlarcenのギターらが繰り広げるスリリングなアンサンブルがカッコよすぎます。時折アンサンブルの熱気を洗い流すかのように格調高いストリングスが入ったりするのも特徴的です。2曲目「Underground Session」は、アレンジはかなり異なりますが、SANDROSEの唯一作にも収録されたナンバー。フランスらしい格調高さも垣間見れるものの、基本は技巧的に畳み掛けるアグレッシヴな攻めのサウンドとなっていて、プログレ・ファンなら興奮しっぱなしのサウンドでしょう。重厚にして華麗なジャズ・オーケストラの傑作です。
HATFIELD & THE NORTH/ROTTERS' CLUB
Richard Sinclair/Dave Stewart/Phil Miller/Pip Pyleという鉄壁の布陣で録音された75年2nd、カンタベリー・ロックの最高峰に位置づけられる大傑作!
990円(税込1,089円)
KARFAGEN/MESSAGES FROM AFAR: FIRST CONTACT
ウクライナ出身キーボーディストAntony Kalugin率いるプロジェクト、2017年作9thアルバム、ずばりTHE FLOWER KINGSにも肩を並べる完成度に達したシンフォ・ファン必聴作!
2,190円(税込2,409円)
マンフレッド・マン・チャプター・スリーから出発、硬派なアンサンブルに痺れるブラス・ジャズ・ロック選☆
このたびSHM-CD紙ジャケで再発されたマンフレッド・マン・チャプター・スリーの1stを起点に、重厚な痺れるブラス・ジャズ・ロックをチェックしてまいります!
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英国のビッグバンドJazzに似た怒涛の展開(1 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
SANDROSEのJean-Pierre Alarcenが参加してオーケストラ参加とくればTableau Nº 1を想像するんだが、彼が主役ではない。Janko Nilovic中心のJazz Orchestra "Giant" にAlarcenがゲスト参加だからSandroseのシンフォ系とは違うんだよな。
仏蘭西集成で存在をその知って、どんなモノか?と妄想してた。もちろん原盤は5桁越えだから手が出るわけない。
Michael GibbsやMike Westbrook, John SurmanのビッグバンドにJan Akkermanが参加したらどうなるかな?と妄想してしまった。
仏蘭西モノでは珍しい英国風かな。