NAUALE070VIR(VIAJERO INMOVIL) 【2017年発売CD】
ペーパーケース仕様。
なんと、あのアルゼンチン・ロック史上の名盤を残したBUBUのヴァイオリニストによるグループだって!?クリムゾン色濃厚なヘヴィ・プログレ・サウンドをベースとしますが、その中に息づくBUBU譲りの南米的リリシズムにも感動。
アルゼンチン・プログレの名盤として愛される78年作で知られるBUBUでヴァイオリンを担当したAlvar Llusa-Damianiを中心とするバンド、17年デビュー作。やや陰鬱に響くヴァイオリンをフィーチャーした中期クリムゾン系のヘヴィ・プログレを聴かせる1曲目。「I TALK TO THE WIND」を思わせるテーマが南米らしいたおやかな叙情を帯びたジャズ・ロックへと移り変わっていく2曲目。格調高いヴァイオリンのスケール溢れるプレイが素晴らしい荘厳なシンフォ・パートと『RED』ばりのテンションで畳み掛けるパートで構成された3曲目。全体にクリムゾンの影響を強く受けたサウンドが特徴ですが、それは同時にBUBUの唯一作で聴けるあのヘヴィでダークな質量感でもあり、彼が紛れもなくあの名盤でプレイしていたことを確信させるに十分なサウンドと言えます。一方アコースティックギターの音色に滲む、アルゼンチンならではの切なくメロウな叙情性もヘヴィネスみなぎるサウンドと対比が効いていて劇的。うっすらとプログラミングが用いられていたりとモダンな質感にはなっていますが、BUBUの名盤に心奪われた方なら両作に相通じる要素をあちこちに見つけられるであろう好作品となっています。
NEXUS/EN EL COMIENZO DEL TOPOS URANOS
アルゼンチン・シンフォの雄、キース・エマーソン直系のアグレッシヴにうねるキーボード・プレイが痛快な、NEXUS節全開の17年作!
2,490円(税込2,739円)
MILLENIUM/IN SEARCH OF THE PERFECT MELODY
ポーランド屈指のプログレ新鋭バンド、前作に負けず劣らずの傑作に仕上がった2014年作10th
2,320円(税込2,552円)
今やメキシコのみならず中南米シーンを代表するグループとなった彼らの17年作、相変わらずのスケール大きくエネルギッシュなシンフォニック・ロックが素晴らしすぎ!
2,390円(税込2,629円)
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