BIGPINK471(BIG PINK)
紙ジャケット仕様。
ジョー・コッカーの『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』にも参加した、シェルター・レーベルのギタリスト。ニッチでややB級な愛すべきスワンプ・ロック。
1942年に米カリフォルニアで育ったDon Prestonは、15歳の時に深夜のAMラジオで B.B.King、Lowell Fulson、Johnny Guitar Watsonに夢中になりギターを始めた。60年代にThe Penguins、The Coasters、The Olympics、Ritchie Valens、The Righteous Brothers、Gene Vincent等のバックを務めたあと、ロサンゼルスのナイトクラブで自身のバンドで演奏するように。70年代にはLeon Russellのバンド、Leon Russell and the Shelter PeopleやJoe Cockerの『Mad Dogs and Englishmen』のライブにも参加。『Mad Dogs and Englishmen』では2005年に出たデラックス版にDonが歌う「Further on Up the Road」が収録されており、ソウルフルな歌声を聴かせてくれる。またGeorge Harrisonの『The Concert for Bangla Desh』にも参加。『Blues』は1968年の1ST。自作曲を中心に、Wilson PickettやBill Medleyの曲も歌っている。John Fogertyにもう少し親近感を足したような親しみやすいストレートでソウルフルなボーカル。韻を踏んで畳みかけるように飛ばすパブロック風の曲や、ブルージーに歌いギターを鳴かせるスローな曲など、アルバム全体を通してスルッと気持ちよく聴けるスワンプロックとなっている。
英米ルーツ折衷の芳醇なアンサンブルに神々しく映えるシンディの伸びやかな歌声、YORKレーベルからの73年作、英フォーク・ポップ傑作
1,095円(税込1,205円)
「亥(豚)ジャケ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
今年の干支に因んで、「亥(豚)ジャケ」のアルバムをご紹介。
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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.11】シェルター・レーベルの隠し玉!ニッチなLAスワンパー、DON PRESTON円熟の74年作!
レオン・ラッセルのシェルター・レーベルのギタリスト、DON PRESTONをピックアップ。
英米ロックファン注目のニッチ&ディープな作品を続々と紙ジャケでリイシューしている韓国のレーベルBIG PINKより新譜が届きましたのでご紹介いたします。
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