完全にカンタウトーレの枠を大きく乗り越えてしまっている、伊プログから現代音楽、地中海音楽までをアヴァンギャルドに料理した鬼才による75年作!VCS3というシンセサイザーを駆使した、当時最新鋭のサウンド・プロダクションは、怪しげで不穏な近未来サウンドを奏で、その実験的なドラムや、エレキ・ギター、キーボードの用い方は、透明感の中に妙な不安定さを醸し出しつつ、プログレッシヴ・ロックの先端で、数十年早すぎた、エレクトロ・ミュージックを展開しています。この鬼才っぷりは、筆舌に尽くし難いほどです!
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