ER42110(ESTRELLA ROCKERA) 【2004年発売CD】
デジタル・リマスター。
女性ヴォーカル英ロック最果の一枚と言える!? 唾吐きフルートも特徴的ですねぇ。スピーディーな楽曲でもどこか気怠さが感じられるところは、いかにも70年英国ロック。
70年リリースの唯一作。唾吐きフルートを中心に終始畳み掛けるアンサンブルと、紅一点LINDA ROTHWELLによる線は細くもアグレッシヴなヴォーカルが印象的なブリティッシュ・ロック。スピーディーな楽曲でも、どこか気だるさが感じられるところはいかにも70年英国ロック。
捻りに捻ったメロディ・センスはニッチ・ポップ・ファン必聴、英国出身ハード・ロック・バンドの73年発表1st
1,690円(税込1,859円)
バカテクギター&変てこヨーデル風スキャットが炸裂する怪曲「HOCUS POCUS」収録、71年2nd!
ジミー・ペイジの代役を務めたこともあるギター/ヴォーカルNorman Barratt率いるVertigo発ブリティッシュ・ロック・バンド、70年デビュー作
72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
イタリアン・ヘヴィ・シンフォニック・ロックを代表する衝撃作、73年リリース
ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st
紅一点のvoリンダ・ホイルを擁する英オルガン・ロックの人気グループ、70年唯一作
クラシカルなヴァイオリン、フォーキーな女性ヴォーカルがダイナミックなロック・サウンドに同居、初期衝動が詰まった70年作1st!
「音楽歳時記」 第九十六回 1月13日タバコの日リターンズ 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
カケレコスタッフの日々是ロック:春らしく、フルートが印象的なアルバムを探求します☆
最近入荷したCD、売れ筋CDの中からスタッフおすすめの作品をピックアップするコーナー「日々是ロック」。カケレコが厳選して入荷している世界のロック/プログレの新品CDを通して、魅惑の音楽探求をお楽しみください☆
AFFINITY好きにおすすめの、女性ヴォーカル炸裂するジャジーな作品をセレクト。
AFFINITYに通ずる、妖艶かつアグレッシヴな女性ヴォーカルをフィーチャーしたロック作品をご紹介してまいります!
エモーショナルなブルース・ロック&ハード・ロックの女性ヴォーカリスト選!
ブルース・ロックやハード・ロックは男性ヴォーカリストのイメージも強いですが…。男顔負けのソウルフル&エモーショナルな歌声を聴かせてくれる女性ヴォーカリストたちをピックアップ!
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聴くほどに深みにはまる無国籍ヘビーロック(9 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ゴリアテ、ゴライアスというバンドはいくつかあって、これは70年英国のゴライアス。正体のよくわからないバンドを「オブスキュア」と形容するようですが、まさにオブスキュアな一枚です。シンプルなヘビーロックではありません。女性ボーカルのリンダ・ロズウェルとフルートに特徴ある音で、ジェスロ・タルのリード・ボーカルをキャロル・グライムズにしたイメージでしょうか。上手いボーカルというより、ジャズ・テイストに曲をくだくことが上手な存在感ある歌い手です。裏ジャケに彼女の写真(とメンバーの写真)があります。ギャングが裏路地に逃げ込んだような印象のものです。彼女のベルトを見ると、これはガン・ベルトなのではないですか。しかも弾丸つきの。
曲をリードしていくのはベースで、細かく叩くドラムズもなかなか雰囲気あります。ボサノヴァのクールさや地中海音楽の多国籍ぶりを兼ね備えた曲があって、これはかっこいいです。ちょくちょく唾吐きフルートやサックスが乱入してくるタイミングもスリルあります。しかし渋くてお洒落ですね。この魅力を70年頃の英国ユーザーはわかったのでしょうか。いや、受け入れらなかったからこの知名度に甘んじているわけですが。リンダ嬢はこのアルバムの直後芸能界をリタイアしたようですし、メンバーも足跡を残していません。英国の70年は本当にすごいポテンシャルです。