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FLEETWOOD MAC

63682(REPRISE

評価:50 1件のレビュー

繊細でいて芳醇。枯れていつつもメランコリック。深淵なる精神性を音で聴かせる天才ピーター・グリーンのギターが特筆。69年リリースの名作達の中ではいかんせん渋いですが、文句なしの傑作ですね!

69年作の3rd、天才ピーター・グリーンの深淵なギターが堪能できる名作

英ブルース・ロックの名グループ、ダニー・カーワンが参加して初、ピーター・グリーンの最後の参加作となる69年の3rd。初期のR&B色は薄まり、アーシー&サイケデリックな色彩が増しています。その中で深淵なる精神性を音で聴かせる天才ピーター・グリーンのギターが特筆。繊細でいて芳醇。枯れていつつもメランコリック。派手さはないものの、円熟の境地に達した味わい深すぎる名作。

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  • RENAISSANCE 『RENAISSANCE』

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レビュー一覧

評価:5 グリーンの多彩な曲づくりとカーワンの成長(2 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

現在もステージで演奏し続けられているOh Wellは、UKオリジナルには収録されていません。シングル・オンリーだったわけです。US盤は、One Sunny Day、Without Youの2曲を落として、Oh Wellを入れたヴァージョンです。ジェレミー・スペンサーはスリーブの写真に写っていてクレジットはあるものの、演奏に参加していないようです。全体の半数はダニー・カーワン作曲で彼の比重がグループ内で増していることがわかります。ブルーズ色、ヘビーロック色の薄いものが彼の作曲であると言って間違いありません。

さてOh Wellです。前後半に分かれた曲でアコギの激しいアルペジオにヘビーなギターがからみ早口で歌い上げられるのが前半。この部分非常にカッコよいです。(後日のリンジー・バッキンガムのスカウトは、彼がピックなしのアコギ速弾きを得意としていたからではないのか。つまりこの曲を演奏できるギタリストとしてスカウトしたのではないのか、と邪推しております。)後半は、アコースティック・ギターの劇的なインスト演奏になります。管弦楽、ティンパニも加わった大胆な終わり方をします。他のピーター・グリーン曲では、Underwayがヘンドリクスの影響にあるインスト。Rattlesnake Shakeは、ヘビーギターが地を這いずるようなカッコよい曲ですが、詞が、俺を握るぜ、という内容で全然カッコよくありません。Before the Beginningは、心地よく暗鬱なブルーズ。

米国で非常に受け入れられまして、彼らが米国に活動基盤を移すきっかけになったようです。キャリアの中で重要な位置づけにある作品です。

ナイスレビューですね!