BZZ038(L'ABEILLE RODE) 【2016年発売CD】
ブックレット一体型デジパック仕様。
ギターとシンセが融合したような自作楽器「LEODE」が彩るモダンかつトラディショナルな耽美的フレンチ・シンフォ新鋭。デジタリーでいて温もりにも溢れていて、ベテランらしい貫禄も滲む傑作!
98年に結成されたフレンチ・モダン・プログレ・グループ、2016年作7th。2014年の前作『Tant que L'herbe est Grasse』にて「孤高」と言える美麗なサウンドを完成させましたが、ずばりその前作の延長線上にある透明感とリリシズムみなぎる傑作。おそらく誰が聴いても最初は女性だと思うであろう中性的なハイ・トーンのヴォーカル、フランスらしい美意識に溢れたメロディ。艷やかでいて深みもあるトーンのピアノ、まるでデイヴ・ギルモアのように空間に広がりを生むエレキ・ギター、そして、このグルーヴならではと言える自作の楽器「LEODE」の響き。バイク事故でギターの演奏が困難になったメンバーのClaude Leonettiが自作した楽器で、トニー・レヴィンでおなじみのスティック・ベースのようなルックスで、ギターとシンセが混ぜ合わさったような、デジタリーでいて温もりにも満ちた持続音が印象的です。ヘヴィなギターが空高く突き抜けるように鳴り響き、一気に光が溢れるように「静」から「動」へとスイッチする瞬間の気持ち良さや、管弦楽器によるアーティスティックな感性なども特筆。これはずばり傑作です。
LOST WORLD BAND(LOST WORLD)/OF THINGS AND BEINGS
現代ロシアを代表する3人組プログレ・バンド、2016年作5th、圧倒的にまばゆくテンションみなぎるサウンドで駆け抜ける一大傑作
2,290円(税込2,519円)
2016年に入荷した各国注目の新鋭作品をピックアップしてまいります☆
2014年プログレ注目の新譜特集【ポスト・ロック以降のセンスを持つモダン・シンフォ編】
2014年にリリースされたプログレの中から、ポスト・ロック以降の音響感覚を持つモダンなシンフォニック・ロックをピックアップ!
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
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