DRIFTINGSUN(DRIFTING SUN)
イギリスに渡ったフランス国籍の2人を中心に、アメリカ人シンガーらを加え、イギリスにて結成されたシンフォ・バンド(ややこしや!) う〜ん、実にメロディアス。
フランスからイギリスへと渡った2人のフランス人、Pat Sanders(Key)とManu Sibona(B)を中心に、アメリカ人シンガー等を加えてイギリスの地で結成されたシンフォニック・ロック・バンド。96年のデビュー作に続く98年作2nd。キラキラしたトーンで幻想世界を駆け巡るようなムーグ・シンセ、流麗なピアノともにサウンドの要に位置するキーボード、そしてそれをサポートするのが、スティーヴ・ハケット譲りの繊細かつツンと尖ったトーンのリード、ガツンと轟くエッジの効いたリズムともに印象的なギター。一音一音が丁寧に組み立てられたメロディアスなネオ・プログレ・サウンドが特徴です。囁くように歌われるメランコリックな歌唱から、演劇的な歌唱、エモーショナルなシャウトまで表現力豊かなヴォーカル、叙情的で流れるようなメロディも魅力的です。ここぞで炸裂する泣き泣きのリードもグッとくるし、憂いたっぷりに畳み掛けるドラマティックな展開も良いし、ジェネシス直系のシンフォニック・ロックのファンは要チェックの好作品です。
プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!
90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。
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