FAR OUTの宮下フミオを中心に結成されたスペース・サイケ・ロック・バンド。本作は、過去三作のサウンドの中核を担ってきた二名のシンセ奏者、喜多郎こと高橋正明と伊藤明が脱退した後に発表された77年最終作。バンドの象徴である和のテイスト溢れるシンセサイザー(本作では宮下が担当)と、前作「PARALLEL WORLD」で顕著だった粘り気のあるグルーヴ感を土台に、本作ではファンキーなリズムとレゲエ調のダビーなベースラインをさらに増幅させ、スペクタクルかつスピリチュアルな浮遊感を創出。ニッポンを起点にコスモを旅した彼らが、ついぞ辿り着いた天空の桃源郷。ジャパニーズ・ロック永遠の傑作です。
MEMORIANCE/L'ECUME DES JOURSE: D'APRES BORIS VIAN
ジェネシスやキャメル影響下のフランスのバンド、79年作2nd、叙情的なユーロ・ロック名作
2,590円(税込2,849円)
3月は、我らが日本のプログレッシヴ・ロックに注目します☆
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