74321511512(ARLOLA) 【97年発売CD】
廃盤。
サムラ風変態チェンバー・ジャズロックから始まり、お経のようなヴォイス、あげくはメロトロンまでとまさにごった煮なんですが、支離滅裂さはなく、最後はプログレ的様式美さえ感じさせます。by kobakun
75年作の3rdアルバム。スペーシーなシンセ、流麗なピアノ、変拍子を多用したヘヴィなリズムなど、ジャンル特定不可能なサウンドは正にプログレッシヴ。前作までの人懐っこさはまるで無く、終始硬派で前衛的なサウンドを聴かせています。中心人物のManel Camp、才能溢れるミュージシャンです。
NIEMEN(CZESLAW NIEMEN)/MOURNER'S RHAPSODY
Jan HammerやRick Lairdらマハヴィシュヌのメンバー参加の74年作、熱くスリリングな演奏が堪能できる傑作
2,290円(税込2,519円)
【フシオーン紙ジャケ化記念】聴き手の予測を裏切る、屈折しまくりプログレ・セレクション!
スパニッシュ・プログレの名バンド、フシオーンの紙ジャケリリースを記念して、彼らに負けない屈折したサウンドを聴かせるプログレをセレクトいたします!
スタッフ厳選☆今週の3枚!!〜キャメル系シンフォ・ミュージシャンDAVID MINASIANの待望3rdや、10月のマーキー紙ジャケ新譜フシオーン&ペッカ・ポーヨラをご紹介!
新譜を中心に、「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介します♪
あなたは何枚ご存知?とびきりディープなユーロ・オルガン・ロック周遊!
ユーロ・オルガン・ロックのディープなところを探求いたします☆
FUSIOON『FUSIOON II』 - ユーロロック周遊日記
スペイン北東部の地中海沿岸に位置するカタルーニャ地方出身、70年に結成されたカタルーニャ・ロック(通称ライエターナ・ミュージック)の最初期のグループFUSIOONの2ndをピックアップ!
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
レーベル管理上、ジャケットに圧痕がある場合がございます。ご了承ください。
ジャズやクラシック、現代音楽に軽快なラテン・ミュージック…。様々な要素を散りばめつつ、スペインらしい熱さもたっぷり。一筋縄ではいかないながらも格好良いバルセロナ産プログレ名作
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
目指すところはデイヴ・スチュワート率いるEGGあたりだと思いますが、素っ頓狂なジャケの通り、ちょいとズレちゃってます。でも、そこが愛すべきなスペインの好グループ!
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スパニッシュの突然変異。飽きのこない唯一無比のプログレ(15 拍手)
kobakunさん レビューをすべて見る
「アバンギャルド」、「前衛」、「難解」と、商業的にはあまりありがたくない褒め言葉で形容される作品。
わたし自身もこうした評価に惑わされ、これまでずっと手を出せずにいたプログレ未知の領域でしたが、実際に聴いてみて感じたのは、「フツーにかっこいいじゃん!」。
完璧なテクニックを何気なく駆使しながら、ユーモアや前衛感覚を表現したアンサンブルは、まさに現代音楽風ジャズロックで、誰も真似できない、とてもユニークな音に仕上がっています。
サムラ風変態チェンバー・ジャズロックから始まり、お経のようなヴォイス、あげくはメロトロンまでとまさにごった煮なんですが、支離滅裂さはなく、最後はプログレ的様式美さえ感じさせます。
作品としての完成度は2ndに譲りますが、何度聴いても飽きることのない(というより覚えられない)音で、風変わりなストレンジ・ジャズロック(そんなジャンルあるんか?)好きなら間違いなく気に入ると思います。
なんじゃこりゃ......。(5 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
スペインのザッパ?とりとめのないさまざまな音楽的要素がコラージュされてタイトで(こういう表現は好きでないのですが)変態的な演奏にまとめられてゆく手腕がダイナミックな作品です。アヴァンギャルドな反フュージョン的フュージョンとでもいうべきか......メロトロンも効果的でスペインものにありがちなエキゾティシズムに流れていません。