アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. デフィニティヴ・ゲイズ |
2. マイ・タルパ |
3. ショット・バイ・ボウス・サイズ |
4. リコイル |
5. バースト |
6. モーターケイド |
7. ザ・グレイト・ビューティシャン・イン・ザ・スカイ |
8. ザ・ライト・ポアーズ・アウト・オブ・ミー |
9. パレード |
10. ショット・バイ・ボウス・サイズ(オリジナル・シングル・ヴァージョン) (ボーナス・トラック) |
11. マイ・マインド・エイント・ソー・オープン (ボーナス・トラック) |
12. タッチ・アンド・ゴー (ボーナス・トラック) |
13. ゴールドフィンガー (ボーナス・トラック) |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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破壊から美の構築へ(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
80年代は、わたしが最もレコードを買っていた時期で、そのほとんどが英国のポスト・パンク・バンドに費やされました。それらレコードを全部売りましたし、ニューウエーブを聴くことはほぼない現在です。ところが例外がマガジン。いまだに彼らの音を聴くと血が騒ぎます。パンクをキャラメルでコーティングしたような独特の味わいが彼らの特徴です。ハワード・デボートは、メンバーに自分の音楽観を説明するのに、ボウイの「ロウ」とイギー・ポップの「イディオット」を引き合いに出したそうです。
演奏がまず独特です。デイブ・フォーミュラのキーボードとジョン・マギーオのギターが二本の矢なのですが、きらきら、ぎらぎらしている質感を持っています。リズムはパンクとレゲエ。アジテーションは少なめで、ひたすら美学を貫きます。どの曲も良く、中でも「ザ・ライト・ポザウトブ・ミー」は、堂々としていて勇気づけられます。巨大なベースもぶった切るスネアも良いです。「ゴールドフィンガー」をカバーするウィットもあります。
マガジン以降、マガジンの真似をしていると言われたバンドがいかに多かったか。シンプル・マインズは、それでだいぶ苦労していました。考えてみると破壊から構築へとフェイズが変わったのがマガジンからです。2021.09.14