紙ジャケット仕様。
「格調高さ」と「邪悪さ」と「土着さ」の対比によるダイナミックなサウンドはいかにもイタリアだなぁ。唾飛ばしフルートや艶やかなヴァイオリンにもニンマリ。
02年に結成されたイタリアの新鋭グループ。デビュー作から4年の時を経て08年にリリースされた2nd。クラシカルなタッチの艶やかなヴァイオリンと流麗なピアノ、イタリアらしい哀愁のフルートをフィーチャーしたメロディアスなパートから、一転してハモンドとヘヴィなギターとフルートが邪悪に暴れまわるダーク&ヘヴィなパートへとなだれこむ展開には、70年代イタリアン・ロックへの憧れが溢れていてニンマリだし、そこからさらに、ヴァイオリン(というか「フィドル」といった方が適切な感じ)とハモンド・オルガンのユニゾンによる舞踏的なアンサンブルへとスイッチする展開にはハッとさせられます。デビュー作に比べて、演奏が格段に洗練され、「格調高さ」と「邪悪さ」と「土着さ」の対比が際立っている印象。劇的なヴォーカルはいかにもイタリアだし、バタバタとせわしなくアグレッシヴなアンサンブルや、炸裂する唾飛ばしフルートや一転しての祝祭感もいかにもイタリア!70年代イタリアン・プログレ・ファン必聴の好グループです。
ムゼオやレ・オルメ『フェローナ〜』のDNAを継いだイタリアン・ロック新鋭の本格派、2013年の傑作
EL&P、バンコ、イル・バレット・ディ・ブロンゾに影響を受けたイタリアのキーボード・トリオ、2013年作4th、メロトロンやムーグが狂おしく鳴り響くヘヴィ・シンフォ快作
明日カケレコ事務所で流れる予定のBGMをご紹介していきましょう♪
イタリアを筆頭に、重厚なダイナミズムと熱気に満ちた世界各国の新旧ヘヴィ・シンフォをピックアップいたしました!
VAN DER GRAAF GENERATORから巡る、「濃い味」プログレ!?
個性派ヴォーカル、アクの強いサックス…VDGGを思わせる「濃い味」なプログレを古今東西集めてみました!
2016年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2016年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
2016年に入荷した各国注目の新鋭作品をピックアップしてまいります☆
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースにスレあり
「格調高さ」と「邪悪さ」と「土着さ」の対比によるダイナミックなサウンドはいかにもイタリアだなぁ。唾飛ばしフルートや艶やかなヴァイオリンにもニンマリ。
イタリア新鋭の中でもとりわけアグレッシヴな演奏スタイルで評価されるグループ、23年作。ヴォーカル、ギター、リズム隊、サックス/フルートが互いに譲らずぶつかり合う壮絶なアンサンブルは、ヘヴィ・シンフォ・ファンやプログレ・メタル・ファン要注目!
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