ハプニングス・フォーのクニ河内がフラワー・トラヴェリン・バンドのジョー山中、石間秀樹とともに作った日本語フォーク/ロックの傑作。70年発表。一語一語を聴き手に問いかけるようなクニ河内の歌唱を軸に、ラーガ奏法でお馴染みの石間秀樹によるアコースティック・サイドの演奏も素晴らしいダウナー・フォーク/ロック・サウンド。「悪魔だぁ、悪魔だぁ、悪魔の音楽会だよぉ」「もう安心だよ、俺のからだはお前のままさ」等々、日本人だからこそ感じ取れる不条理で不可解な日本語詞に耳を奪われます。アシッド・フォーク・ファンにもぜひ聴いてほしい、日本語フォーク/ロックの傑作にして問題作。
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