WATERLINE

卓越した技巧とセンスを持つイタリア新鋭key奏者、07年リリースの強力作！LE ORMEメンバーが参加

イタリア人キーボーディストALEX CARPANIのシンフォニック・ロック・プロジェクト、07年のデビュー作。総勢十数名の大所帯ゲストを率いて制作されたイタリアン・シンフォニック・ロックの好盤。ギタリストだけで8名ものクレジットがあると言う、こだわりが垣間見える作品で、そのゲスト陣の豪華さは特筆もの。同郷LE ORMEのAldo Tglipietra、Lindsey Boulltをはじめ、07年に再結成したアメリカのバンドHOLDING PATTERNのTony Spada、そしてK2の首謀者Ken Jaquessなどなど、長きに渡りプログレ・シーンを引率し続けているベテランの胸を借りたスケールの大きなプロジェクトと言えるでしょう。その音楽性はイタリアらしい華やかさを持ちながらリリカルに進行するものであり、女性ボーカルの登用、サックスやフルート奏者のゲスト参加もあり、気品あるシンフォニック・ロックとして素晴らしいサウンドを聴かせています。もちろんALEX CARPANIのリードする各種キーボード・サウンドもイタリアならではのセンスを感じさせ、胸を打つメロディーにも恵まれています。極めつけは巨匠Paul Whitehead画伯によるこの美しいジャケット。シンフォニック・ロック・ファンはマストな1枚です。ご了承ください。）